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舞台感想 宝塚音楽学校 第109期生 文化祭
文化祭を観てまいりました。
文化祭を生で見せて頂くの初めてなんです。
いつも、スカステで拝見させて頂くだけでしたから。
まさか、チケットが当たるなんて!!
それも良席を、友の会の会員にご用意下さっているのに驚きました。
これは関係者や父兄だけでなく「お客様に見て頂く」という歌劇団の姿勢のように感じられ、すごく嬉しかったです。
毎年、スカステで文化祭を拝見させて頂いているので、見ごたえのあるものだということは重々承知していました。
ですが、生で観ると映像とはまるで違うパワーがあります。
この文化祭にかける生徒達の想いの強さが、ビンビン伝わってきて何度も胸が熱くなり、涙腺がゆるくなりました。
コロナ禍で、様々な制限のあった109期生。予科生での文化祭参加もできなかった。でも、世の中が少しづつ元に戻ろうとしている今、文化祭を経験し、初舞台に挑もうとしている40人。
もう、彼女たちのパワーに圧倒されました。
構成は三部。
一部は、日舞、予科生コーラス、クラシックヴォーカル、ポピュラーヴォーカル。
「ボクはウタ」という予科生のコーラスは、彼女らの思いが歌に込められていて胸が熱くなりました。
ヴォーカルでは、岡本のぞみさんという方の、歌にぶっ飛びました。
クラシックでは「衣装をつけろ」をドラマティックに歌い、ポピュラーでは「忍の乱れ」を切々と歌われたのです。歌のうまさはもちろん、その場の空気を支配してしまう存在感。素晴らしかったです。
二部はお芝居。
岡本さん、芝居も上手い! なんと楽しみな方でしょう。
三部はダンスコンサート
もう、目が忙しい!
若さ溢れるキレのあるダンサーがいっぱい!
はじけるような笑顔が眩しくて、可愛くて、もう、おばちゃんたまりません。マスクの中で、口元がニヤニヤしちゃいます。
目標を定めて、それに向かって努力を続ける若い人のキラキラした姿って、なんて元気をもらえるのだろうと思います。
ああ、皆可愛い!!!
もう、109期生全員のお祖母ちゃんになった気分で、皆にご褒美に何かを買ってあげたい気分。
日舞で扇を落としてしまったり、群舞でぶつかってしまったり、失敗がないわけじゃありません。ヒヤリとするところもあります。
でも、アクシデントにも冷静に対応していて見事。アクシデントの経験も彼女たちを一層成長させるのだろうなって感じます。
いやー、こんなプラチナチケット当たったなんて、今年のチケット運を使ってしまったかもしれないけれど、それを後悔しない観劇でした。
本当に見せて頂けて元気がもらえて、誰かを応援する気持ちにワクワクさせてもらえて、感謝の一日でした。
雪組公演での初舞台が本当に楽しみな40人です。
雪組公演のチケット増やさなくちゃ!!!
勝手に109期生の応援団になってしまった私です。
宝塚ファンである喜びをかみしめた一日でもありました。