ゲームやラノベ小説、マンガの設定に使える属性とグループ
こんにちは、オトーワンですっ!物語創作や世界観構築が大好きな皆さん!今日は、ゲーム、ライトノベル、小説、漫画などの創作活動に役立つ、様々な属性グループについて詳しくご紹介します。これらの属性を上手く活用することで、キャラクターや設定に深みを与え、魅力的な世界観を構築することができます。
星座と占星術
西洋占星術の12星座は、キャラクターの性格や運命を表現するのに最適です。各星座には固有の特徴があり、それらを基にキャラクターの個性を作り上げることができます。
おひつじ座(3/21-4/19)勇敢、エネルギッシュ、リーダーシップがある
おうし座(4/20-5/20)忍耐強い、実践的、信頼できる
ふたご座(5/21-6/21)好奇心旺盛、適応力がある、交流上手
かに座(6/22-7/22)想像力豊か、直感的、家族を大切にする
しし座(7/23-8/22)自信がある、創造的、情熱的
おとめ座(8/23-9/22)分析的、几帳面、完璧主義者
てんびん座(9/23-10/23)外交的、調和を求める、美を愛する
さそり座(10/24-11/22)情熱的、直感的、強い意志を持つ
いて座(11/23-12/21)楽観的、冒険好き、哲学的
やぎ座(12/22-1/19)野心的、規律正しい、責任感がある
みずがめ座(1/20-2/18)独創的、人道主義的、反抗的
うお座(2/19-3/20)共感力がある、夢見がち、芸術的
これらの特徴を組み合わせることで、多面的な性格を持つキャラクターを作ることができます。例えば、「おひつじ座の勇敢さとやぎ座の野心を併せ持つ主人公」といった感じです。
占星術では太陽星座だけでなく、月星座や上昇星座なども考慮されます。
これらを組み合わせることで、より複雑で興味深いキャラクター設定が可能になりますよ!
惑星と宇宙の要素
SF作品や宇宙を舞台にした物語では、惑星や宇宙の要素を使って独自の世界観を作り上げることができます。各惑星には象徴的な意味があり、キャラクターや文明の特徴を表現するのに役立ちます。
太陽:生命力、中心性、権威
月:感情、直感、変化
水星:知性、コミュニケーション、適応力
金星:愛、美、調和、芸術
地球:生命、多様性、バランス
火星:エネルギー、勇気、戦闘、情熱
木星:拡大、幸運、知恵、成長
土星:規律、責任、時間、制限
天王星:革新、独立、突然の変化、自由
海王星:直感、幻想、神秘、霊性
冥王星:変容、力、再生、深層心理あ
これらの要素を使って、例えば「火星の戦闘的な種族と金星の平和を愛する文明の対立」といったストーリーラインを作ることができます。
さらに、宇宙の他の要素も物語に取り入れることもアリです。
小惑星帯:境界、障害、資源
彗星:予言、変化の兆し、一時的な影響
ブラックホール:未知、消滅、新たな次元
超新星:劇的な変化、破壊と再生、新時代の幕開け
干支(十二支)
言わずもがな、東アジアの伝統的な干支(十二支)は、12年周期で繰り返される動物の属性です。これらは、キャラクターの生まれ年や性格、運命を表現するのに使えます。
子(ねずみ):機知に富む、適応力がある、倹約家
丑(うし):勤勉、忍耐強い、信頼できる
寅(とら):勇敢、カリスマ性がある、競争心が強い
卯(うさぎ):優しい、平和を好む、直感力がある
辰(たつ):強い、幸運、カリスマ性がある
巳(へび):賢明、神秘的、魅力的
午(うま):活発、自由を愛する、社交的
未(ひつじ):創造的、優しい、平和を好む
申(さる):機知に富む、好奇心旺盛、問題解決能力が高い
酉(とり):勤勉、自信がある、誠実
戌(いぬ):忠実、正直、保護本能が強い
亥(いのしし):勇敢、決断力がある、正直
これらの属性を使って、「寅年生まれの勇敢な主人公が、巳年の賢明な師匠から学ぶ」といった無理くりな設定もいけます。
また、干支は5つの元素(木、火、土、金、水)とも組み合わされ、60年周期の「干支」を形成するので、さらに詳細なキャラクター設定が可能に。
四大元素
古代ギリシャの哲学に基づく四大元素は、多くのファンタジー作品で魔法や属性の基礎として使われています。
火:情熱、エネルギー、変化、浄化
水:感情、直感、適応力、癒し
風:知性、自由、コミュニケーション、移動
土:安定、実践、物質的な豊かさ、忍耐
これらの要素を組み合わせることで、魔法システムや種族の特徴を作り出すことができます。例えば、「火の魔法を操る熱血な戦士」や「風の民族の自由を愛する遊牧民」といった具合です。
さらに、これらの元素の組み合わせで新たな概念も生み出せます。
火 + 土 = 溶岩、陶芸
水 + 風 = 霧、雨
火 + 風 = 雷、光
水 + 土 = 植物、生命
これらの組み合わせを利用して、より複雑な魔法システムや世界の法則を設定することができるでしょう。
タロットの大アルカナ
タロットカードの大アルカナは、人生の大きな出来事や重要な転機を表現するのに適しています。これらを物語の展開やキャラクターの成長に結びつけることができます。
愚者:新しい始まり、冒険、無邪気さ
魔術師:創造力、意志力、熟練
女教皇:直感、知恵、神秘
女帝:豊かさ、母性、創造性
皇帝:権威、秩序、父性
法王:伝統、信念、教育
恋人:選択、関係性、調和
戦車:意志の力、勝利、自制
力:内なる力、勇気、忍耐
隠者:内省、孤独、ガイダンス
運命の輪:運命、サイクル、転機
正義:公平さ、真実、因果応報
吊るされた男:犠牲、新しい視点、啓示
死神:終わりと始まり、変化、変容
節制:バランス、調和、癒し
悪魔:誘惑、束縛、影の自己
塔:突然の変化、啓示、破壊と再建
星:希望、インスピレーション、導き
月:幻想、不安、直感
太陽:成功、喜び、活力
審判:再生、覚醒、決断
世界:完成、達成、統合
これらのカードを物語の章や重要な場面に割り当てることで、ストーリーの流れを構造化することができます。例えば、主人公の旅路を「愚者」から始め、様々な試練を経て最終的に「世界」に至るという物語の枠組みを作ることができます。
神話の神々
様々な文化の神話に登場する神々は、強力な象徴性を持っています。これらをキャラクターや組織の原型として使うことができます。
<ギリシャ・ローマ神話>
ゼウス/ジュピター:権威、正義、天空、雷
アテナ/ミネルヴァ:知恵、戦略、技芸、正義
アポロン:太陽、芸術、予言、医術
アルテミス/ダイアナ:月、狩猟、自然、純潔
ヘルメス/マーキュリー:コミュニケーション、商業、旅、盗賊の守護神
アフロディーテ/ヴィーナス:愛、美、情熱、豊穣
アレス/マルス:戦争、勇気、競争、暴力
ハデス/プルート:冥界、富、深層心理、死
ポセイドン/ネプチューン:海、地震、馬
デメテル/ケレス:農業、季節、母性
ディオニュソス/バッカス:酒、狂喜、演劇、解放
ヘファイストス/ウルカヌス:鍛冶、火、職人技
ヘラ/ユノ:結婚、家庭、女性の守護者
ヘスティア/ウェスタ:炉、家庭の調和、神聖な火
<北欧神話>
オーディン:知恵、戦争、詩、魔法
トール:雷、力、守護
フレイヤ:愛、美、豊穣、戦争
ロキ:悪戯、変化、火
フリッグ:結婚、予言、家庭
バルドル:光、純粋、美、和解
<日本神話>
アマテラス:太陽、宇宙の秩序
スサノオ:嵐、海、勇猛
ツクヨミ:月、夜の世界
イザナギ・イザナミ:創造、生死
<エジプト神話>
ラー:太陽、創造、王権
オシリス:死後の世界、再生、農業
イシス:魔法、母性、知恵
ホルス:王権、空、保護
アヌビス:死者の守護、防腐処理
トト:知恵、文字、月
これらの神々の特性を現代的にアレンジすることで、独特のキャラクターを生み出すことができます。例えば、「ヘルメスの知恵とロキの悪戯心を持つ詐欺師キャラクター」や「アテナの戦略とフレイヤの愛の力を併せ持つ女性リーダー」といった具合です。
五行思想
中国の五行思想は、世界の全てのものを5つの要素で説明しようとする哲学です。これを世界観やキャラクターの属性として使うことができます。
木:成長、柔軟性、創造性、春
火:情熱、エネルギー、変化、夏
土:安定、育成、中心、季節の変わり目
金:強さ、決断力、正義、秋
水:適応力、知恵、コミュニケーション、冬
これらの要素は相互に影響し合います:
相生(そうせい):木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生む
相克(そうこく):木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つ
これらの関係性を使って、キャラクター間の相性や世界の法則を設定することができます。例えば、「木の成長力と水の適応力を持つ主人公が、金の強さを持つ敵に立ち向かう」といったストーリーラインが考えられます。
自然の象徴
自然現象は、物語の展開やキャラクターの心情を表現するのに効果的です。
雨:浄化、感情、メランコリー
雪:純粋、静寂、孤独
風:変化、自由、不安定
雷:力、怒り、啓示
虹:希望、多様性、架け橋
霧:神秘、不確実性、隠れた真実
これらの要素を物語の背景やキャラクターの心情描写に用いることで、より豊かな表現が可能になります。
性格特性の五因子モデル
心理学で広く受け入れられている性格特性の五因子モデル(Big Five)も、キャラクター作りに活用できます。
(1)開放性(Openness):好奇心、創造性、冒険心
・高:想像力豊か、芸術的、新しい経験を求める
・低:実際的、伝統的、慣れたものを好む
(2)誠実性(Conscientiousness):組織力、責任感、自己規律
・高:計画的、効率的、信頼できる
・低:自由奔放、柔軟、気まぐれ
(3)外向性(Extraversion):社交性、assertiveness、活動性
・高:活発、社交的、刺激を求める
・低:内向的、静か、一人の時間を大切にする
(4)協調性(Agreeableness):思いやり、協力、利他主義
・高:親切、共感的、他人を信頼する
・低:競争的、挑戦的、懐疑的
(5)神経症的傾向(Neuroticism):感情の不安定さ、不安、ストレスへの敏感さ
・高:心配性、感情的、ストレスを感じやすい
・低:冷静、自信がある、ストレスに強い
これらの特性を組み合わせることで、複雑で現実的なキャラクターを作り出すことができます。例えば、「開放性が高く、誠実性が低い冒険家」や「外向性と協調性が高いが、神経症的傾向も高いリーダー」といったキャラクター設定が可能です。
職業と社会的役割
キャラクターの職業や社会的役割も、その性格や行動パターンを決定する重要な要素です。以下はファンタジーやSF作品でよく見られる職業や役割の例です。
戦士/騎士:勇気、忠誠心、実力主義
魔法使い/科学者:知識、好奇心、実験精神
盗賊/スパイ:敏捷性、機転、モラルの曖昧さ
僧侶/癒し手:信仰、慈悲、自己犠牲
吟遊詩人/ジャーナリスト:表現力、社交性、情報収集能力
王/政治家:リーダーシップ、責任感、権力欲
商人/起業家:交渉力、計算高さ、ビジョン
職人/エンジニア:技術力、完璧主義、創造性
農民/開拓者:忍耐強さ、実直さ、自然との共生
傭兵/賞金稼ぎ:適応力、実利主義、独立心
これらの職業や役割を基に、キャラクターの背景や動機を設定することができます。また、一つの役割に固定せず、物語の展開に応じて役割を変化させることで、キャラクターの成長を表現することもできます。
魔法や超能力のシステム
ファンタジーやSF作品では、魔法や超能力のシステムがしばしば重要な役割を果たします。以下は、そのようなシステムの例です。
元素魔法:火、水、風、土などの自然の力を操る
精霊魔法:自然界の精霊と契約して力を借りる
言霊/詠唱魔法:特定の言葉や詠唱によって効果を発動
錬金術:物質の変成や合成を行う科学的魔法
召喚魔法:他の次元や世界から存在を呼び出す
幻術:錯覚や幻影を作り出す
念動力:精神の力で物体を動かす
テレパシー:心と心で直接コミュニケーションを取る
予知能力:未来を見通す力
時間操作:時間を止めたり、巻き戻したりする力
これらのシステムを組み合わせたり、独自のルールを追加したりすることで、オリジナルの魔法や超能力のシステムを作り出すことができます。
まとめ
これらの属性グループは、創作活動において非常に有用なツールとなります。キャラクターの性格づけ、世界観の構築、ストーリーラインの設計など、様々な場面で活用できますね。
創作の世界は自由なので、これらの属性グループを参考にしつつ、あなただけの独自の世界を作り上げてみてください。それぞれの属性が持つ象徴性や相互関係を理解し、巧みに組み合わせることで、読者や視聴者を魅了する、奥深く魅力的な作品が生まれるといいですね!!