洋楽 食わず嫌いに効いた音楽系YouTube3選【90s好きにもおすすめ】
洋楽はずっと、耳に入ってきて"かっこいい!"とか"すごい!"と思うものをただ垂れ流してた。
ぶっちゃけ「全力知ったかです!」という姿勢で臨んでた。
なにその気合い。
そんな私が、「洋楽への見方変わった!」と感謝してる音楽系YouTube、3つ挙げてく。
耳にする音楽、ちょっと幅広くなりました。
90年代の音楽が好き!という人にも参考になるチャンネルたち。
それではまいりますぞ。
1. 永野チャンネル - 尖りたい気分の時にどうぞ。
永野チャンネルのニルヴァーナ回を見たとき、わたし気づいた。
永野のことも、ニルヴァーナのことも誤解してたなって。
というのも、大学生のころ、カラオケで友達がしょっちゅう歌った"Smells Like Teen Spirit"が怖くて仕方なかった。
正直にいうと、「ただ喚いてるだけの曲」に聞こえた。(ごめんなさい)
カートのあの出来事以来、「伝説」と言われてるのもピンと来なかった。
そこに、ニルヴァーナは大声で「めんどくせぇ」って言ってるだけ。それがカッコイイ!と永野は宣言した。
ちょっと見てみた結果、その後1ヶ月程ニルヴァーナしか聞けなくなり、わかりやすくミイラ取りがミイラに、そして厨二病に。
ニルヴァーナに対して、みんな気遣って言わなかったこと、言ってくれた感じしたし、私の「?」もいい意味でくつがえされた。
あと、音楽評論家が伝えてくれる音楽レビューは、私にはちょっと小難しかった。
聴く上での参考になるし、有意義なのも理解してるけど、内心「好きに食べさせてよ」ってなる感じで。
永野は、詳しくなかったり、理解してなかったりすることも正直に言う。
90年代、田舎で過ごした思春期。その音楽との向きあい方も、「そうそう!」って共感できる。
"間延び"や"退屈"とはいっさい無縁の、超絶キレ味いいトークで、最後まで飽きさせない。
90年代の洋楽好きな人、興味ある人、一度見てみてほしい!
このチャンネル見てなかったら、音楽の"偏食"は治ってなかった。
ありがとう、配信王。
2. みのチャンネル - 安心・安全ならこの人。
みのチャンネルは古参のYouTuberで、知ってる人多いのでは。
最近だとTHE YELLOW MONKEYがゲストで出たり、普通にすごい人になってきた。
みのさん自身もミュージシャンで、子供の時から音楽が大好きだったようなので、とにかく知識が豊富なのがすごい。
めちゃめちゃ勉強してるなーと感動したのが、こちらの動画。
日本の音楽史について、黒船来航まで遡って考えるなんて、音楽に対する情熱ないとできない。
とっつきにくい話のように一瞬思うけど、語り口、全体的に押し付けがましくないから、最後まで楽しめる。
洋邦・新旧問わず、満遍なくアーティストを紹介してくれてるので、「このアーティスト教えて!」って時には、みのミュージックで探してる。
音楽に向けるまなざしがとにかくフラット。
歴史や文化的な側面の知識得られて、トクした気分になる。
音楽ランキングの切り口も絶妙で、視聴者巻き込むのもうまい。
まさに今の感覚に合った「エデュテインメント」で、かつ安心安全のYouTubeなのだ。
3. From The Basement - 音楽にひたりたいならこちら。
Radioheadのプロデューサー/ナイジェル・ゴドリッチが手がけてる音楽プログラム。
地下室にあるスタジオで、名だたるアーティストがリラックスした雰囲気で行う、プライベート感たっぷりのライブばかり。
プロフェッショナルによる最高のパフォーマンスをじっくり堪能できる。
もちろんRadioheadもある。
今回ご紹介した動画は、SONIC YOUTHの回。
キム・ゴードンのかっこよさに痺れる。
ただ立ってるだけなのに、吸い込まれていきそうな佇まいが好き。
勝手なイメージだけど、"簡単には微笑んでくれなさそう"な感じも憧れる。
「普段は冷静で、仕事に厳しい。ちゃんと過程は見てくれてて、褒めるときには正当に褒めてくれる」的な上司像を当てはめて、見てしまう。
From The Basementは、更新頻度も高くなく、直近の更新は2022年となってるので、次回があるかどうかはわからないけど、更新あるといいなあ。
週末、気ままに過ごすひとときに、よかったらどうぞ。