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相手の立場で考える
学生さんや後輩君。
あなたが指導する相手は、
一体どんな立場の方達なんでしょう?
単純に、学生だとか、臨床経験X年目だとか、
分かりやすい分け方も出来るでしょう。
ですが、さて、
それで一体何が分かるというのでしょう?
わかるのは、その人の目に見える位置だけであって、
その人が認識している立場ではありません。
たとえ、経験年数が高かろうと、
これまで成長してきたことや、
今出来ること、他者から認められていることが
認識出来ていなければ、
自己評価が低くなってしまいます。
指導する時に気をつけるポイントは、
相手の認識レベルをまず知ること。
その人がどんな立ち位置……立場でものを認識しているのかを確認し、
そこに対してアプローチしていきましょう。
指導しているが、相手に伝わっていると感じられないなら、
相手の認識とあなたの指導がちぐはぐなのかもしれません。
一度立ち止まって、伝え方を見直してから関わっていきましょう。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
作業療法塾 主宰
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