与えられた命、総動脈幹遺残症の記録
昨年8/23にこの世に生を受けた我が家の三女。彼女は先天性の心疾患、総動脈幹遺残症を患っています。本日は、三女と家族にとって大きな一日、心臓の手術の当日です。
たった今、病の根治を目指した大きな手術を受けるために、手術室に入っていく娘を見送りました。
ここ二日は僕にも感情の浮き沈みがありました。
それでも周りの環境に恵まれているので、応援の声やnoteでのコメント、祈り、実際にその祈りを具体的に行動として示してくださる方の存在、切に娘の快復への願いなどを頂戴しました。
また積極的に周りに状況を話す事でコミュニケーションの質が深くなり、なかなか他人には話すことの無いであろう経験談を聞かせてもらいました。苦労してるのは僕らだけじゃ無いんだよね。
どれもこれも、前を向く為の心のパワーになりました。ありがとうございます😊
ふと思うのは三年ほど前の、妻の大病の時の自分との比較です。あの時の自分の崩れようから見ると、少しは、不安に対峙する為の耐性が出来上がったのか、あの経験がもし無かったと考えると、こんなに冷静にはいられなかったのかなと考えます。
それと病を患っているのが三女です。その上で我が家には五歳と間もなく四歳になる二人の娘がいます。入退院を繰り返す三女に加えて、二人の元気に走り回る娘の育児は、楽なものではありません。
ですが、子供から発せられるパワーの大きさは育児の負担を優に凌駕するものがあります。三女本人の生きるパワーに加えて、二人からも何度も何度もパワーを貰いました。
自分の経験、周りから頂く応援と共感、それと子供達からのパワーを貰いながらの一年と二ヶ月でした。
更にこれを文章として自分から外の世界へ出すことにより得られる心の安定もあります。
寄り添ってくれる方々を信頼しているので、スラスラと文書に迷いがなく、指が進みます。
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