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アンパンチを封じるな

イージス・アショアの配置計画、ブースターがどこに落ちかが分からない事によるリスクを説明し切れてなかったことを受けて撤回になりました。説明が不明確だったことにより撤回は分かる部分はありますが、この話の本質は北朝鮮からのミサイル攻撃からどうやって国民を守るかにあります。

素人考えですが迎撃ミサイルをもってして、敵国からのミサイルの全てを撃ち落とす事は可能な事なのか。不幸にも北朝鮮の独裁者が誤った判断により打ち上げたミサイルがあったとして、その一部は打ち落とす事のできないものがあり、それが日本の国民と財産を傷つけることがあり得るのではないか。

と考えると、撃たせないように抑止力を働かせる事を考えるべきではないかと思います。現行の日米安保体制があるから、実際に日本の国民への被害が出ない場所への発射に留まっているともとれます。それでも、実際の脅威として、発射台を日本に向けているのは確かな事なので、やはりそれを日本に打ったらどうなるかを相手に考えさせなくてはいけません。ミサイルの性質上、撃たれるとおしまいです。ですので打つ動作を見せた瞬間に対処できるようにしておくことが、撃たせない為に必要な事だと思います。これは自分を守る為の正当な行動です。

一歳の娘がよくアンパンマンを見ていますが、防衛に関しての議論は、バイキンマンが現れて実際に悪行を働いたとしても、アンパンチを決して打ってはいけない、そう言っているように思います。アンパンチがないと分かったら、バイキンマンの行動はよりエスカレートし、バタ子さんやジャムおじさんや仲間達の安全を保証することは難しくなります。

愛する者を護る為には悪を防ぐだけの力も必要であると考えます。

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久保田牧土
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