スピッツ “NEW MIKKE” THE MOVIEをみて
武漢熱、所謂コロナ環境の元、様々な産業が打撃を受けました。その中で生き抜く為に知恵を絞り、行動を起こし、見つけた問題点を改善し、必要な変化を続けられたものが次の世代に残ります。
こう文字にすると、必要な変化を行ったものが生き残る自然界の理、そのものかもしれませんね。
その大きな変化の一つに音楽イベントがあります。
20年ライブに通い続けていたスピッツのファンの一人として、音楽はもちろん、映像を含め現場いるような感覚でとても楽しむことが出来ました。
ファンは何を求めるのか。その答えは明確でスピッツの四人がライブをすることに値打ちを感じるのです。ライブに参加出来ることで満足感は増すのです。
子育てがあり、時間的にも資金的にも制約が大きい中、オンラインでの配信はとても有意義です。
ただ、オンラインライブがあるから実際のライブに足を運ばない訳ではないのです。きっと僕はファンなので、子育てが落ち着いてからスピッツのライブに参加出来る事を願います。
ライブのトークの中で触れていた印象的な内容がありました。
いろんな意味でイベントを作る事が難しくなっている。そんな中、制限がある中、ライブが出来ることを考えるとスピッツは恵まれている。
メンバー、サポートメンバー、スタッフ、イベント屋さん、さらにその人達にも家族がいるのです。そしてスピッツの音楽を愛し、期待するファンがいるのです。
今までと同じ事をしていたら、生き残る事は出来ないでしょう。誰もそれを望む人はいないのです。
ただこの感染症前には考える必要が無かった大きな問題が突然横たわりました。解決しなきゃ護りたいものを、護れないのです。
ならどうするかをみんな模索しながら、死なないように生きているのです。
ここからは、着地点なく勝手に考えているだけなので、どうぞ、忙しい方は読み飛ばしてください。但しスピッツ愛を持った上で書きましたのでもし共感頂けたら本音は嬉しいのです。
ライブの収益は収容人数が減った分だけ、減っています。このオンライン配信はそれまでにない、収益源にはなっているはずですが、どのくらいスピッツの活動を支えられるのかは、今のところ僕には分かりません。
ならどうする。
単純にライブに参加してくれるファンを増やすか、既存のファンから、より多く負担頂く仕組みを考えるしかないのです。
どうする。
ファンを増やす方法って何だろうと考える。
ライブに何回も通うようなコアなファンは、自然と集まってくれると思う。ライブに来たことがない人に届けるには。
そうなると映画なりドラマ、CMなど、別のコンテンツを通じて耳にしてもらう機会を増やすのが一つです。
求められているテーマに沿った形で作品を作るのです。それがヒットするとチームとしてのスピッツの収益が上がり、ファンも含めてみんなが幸せになります。
そう考えると、創作って完全に自分のエゴの為だけで成り立つものは少ないのだろうと思うのです。
ミュージシャンって好きな事を、好きに歌えていいなと思われることもあるかもしれませんが、それで食べていくとなると、全てが全て、自分の主張だけでは成り立たないのです。ましてや護らないといけない家族やスタッフがいるのです。そのプレッシャーたるや、サラリーマンの安定生活者の僕には想像しにくいものです。
従業員を抱えた社長さん、しかも現場で中心にもなるプレイングマネージャーさんが近いかもしれません。社員を守る為にも作品や活動そのものが売れ続けなければならないのです。
ともかく他人からのリスエストに答えることって大切なのです。
視点を変えてみます。
ギフトとしてオンラインライブのチケットを売ってみてはどうでしょう。
よっぽど信頼関係がある人からの推薦なら、一度見てみようとなるかもしれせん。どのくらいの需要があるのかな。
あと実際のライブに誰かを誘って付いてきてもらうことを考えると、一緒にいられる時間を作ることにも意味があるように思います。
例えばスポーツバーみないな場所で感染対策した上で、飲みながらスピッツのライブを見ることができるチケットを売るはどうでしょう。
そこは音楽に聞き入るというより、ライブ映像と音楽をBGMとして捉えるのです。
野球場とかで最上段にあるVIP席って野球を見ながら、話ができるところに値打ちがあると思います。それと同様の考えでBGMとしての値打ちを探ってみるのもありかもしれません。
もう一つは既存のファンに多く負担してもらうことです。
通常のチケットに加えて、例えば、エンドロールに自分の名前を入れられる権みたいなのを入れる。
背景はメンバーの演奏中。テロップみたいなので、名前が出る。そこだけスクショしても大丈夫にする。
これもギフト化出来るようにする。
他にはこれまでのアルバムのジャケット写真などを織り交ぜたイラストを、数量限定でNFTアートとして販売する。
今回のオンラインライブ参加でゲットしたイラストがありますが、とても可愛いものでした。
ファンなら欲しい気持ちになると思います。数量限定することでプレミア感も増します。
勝手に気ままに厚かましくも、愛情を持って書き連ねました。偉そうにすいません。多分、当事者が一番、あれやこれやと頭を悩ませていると思います。
スピッツがずっと続くことを願う気持ちは、決して止むことはありません。
またライブで会えますように。