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国益とは その1

国益という言葉を聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?英語では"National interest"となります。僕は、学生の頃から正直に言うと、この言葉に馴染みがありませんでした。それが、10年くらい前からネット社会となりこの言葉に触れる機会が増えてきたように思います。同時に、この言葉に対して忌み嫌うような風潮があったこと、ないしあることを知りました。本当に世の中のことに無関心だった学生生活だったので、そういう考え方があったことすら僕はほとんど、知りませんでした。

歴史の授業では、古代から第二次世界大戦、日本側からすれば大東亜戦争までを詳しく教えられ、戦後の経緯に関しては、それまでの国の行いを反省し経済が豊かになり平和で幸せが続きました、そういう感じで教えられたと思います。

君が代を歌うことを拒否する先生方は僕の育った和歌山県海南市では記憶にはありません。なんと無く記憶にあるのは、小学校の低学年の頃の先生が「君」を指すのが天皇陛下であるか、国民であるかは論争があるとおっしゃっていたような気がします。

家庭ではおばあちゃんが、戦前の話をよく聞かせてくれました。戦争は厳しかったことは現場の感覚として充分に伝わってくるものでした。

このような感じで、日本が一方的に悪かったといういわゆる戦後のリベラリズムに染まりきってきた感覚は薄いのですが、それが一変、ネット社会になり自分も海外に触れるようになり、国益という言葉の持つ、立場の違いによる考え方の違いを拙い頭で考え始めました。

前にも書いたような気がしますが、海外に出ると特に自分の祖国に関する想いを強くすることがあります。それは日本だけが例外では無く、どこの国もそうだと思います。それぞれが自分の出身国や地域を誇らしげに語ることができるのです。僕は情けない話ですが、20代後半の当時、自分のルーツを語ることができずにいたと思います。

すいません、時間的な制約があり、続きは明日以降に書きます。

良い1日を。

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久保田牧土
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