30年前に行った初めてのボランティア
30年前に行った初めてのボランティア
30年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生しました。
当時、僕は30歳。大阪に本社を構える信販会社アプラスで働いていて、本町にある旧本社ビルが職場でした。会社には震災が起きた地域にも支店があり、多くの職員が被災しました。そのため震災直後から、若手職員が自転車で現地に飲み物や食料などの物資を届ける活動を始めました。僕もその一員として、一度自転車で物資を運びに行きました。
さらに個人的な取り組みとして、僕は旧本社ビルの食堂で衣類を集める活動を始めました。被災地では衣類が足りていないと聞いたのがきっかけです。誰かに言われたわけでもなく、ボランティア経験も全くない僕が、配送方法すら考えずに「とにかく衣類を集めよう」と呼びかけたのです。今思えば無計画でしたが、それでも「何かしなければ」という思いが行動につながったのだと思います。
これが僕の人生で初めてのボランティア活動でした。あれから30年が経ちますが、その後もずっと何らかの形でボランティアに関わり続けています。
今朝、阪神淡路大震災を振り返るニュースを目にし、あの頃のことを思い出していました。あの震災がなければ、そしてその時にボランティアをしていなければ、今の自分はなかったと思います。
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