
【京都】 哲学の道 銀閣寺の甘い庭
いつもビュンビュン自転車をかっ飛ばしています。
立ち止まって考える余裕というものがなく、あくせく働いて眠るだけ。
こんなことじゃいけないと思ってます。
左京区には、ゆるりと降りて歩きたくなる魅力的な小道がありました。
南禅寺の鐘の音といったらまあま〜あ、尋常ではない程に美しかった!!!
微細なバイブレーションが体を巡り、呼吸しているだけで浄化されていくのを感じます。一瞬にしてインドの寺院で味わったような、あの多幸感に包まれてしまいました。
この感覚、いつまでも忘れずに覚えておきたいなって思いました。
続編です↑



先生方が各所に立っておられ、観光客にも挨拶をして下さいます

君たち全員が好男子に見えるのは京都マジックだな




哲学の道を巡礼

京大の教授が考え事しながら歩いた道ということしか知らない無学、どうかお許しください。
頭のいい人が歩いたからどうしたの?まま、その通りなんだけれども、この小道で頭を整理しながら歩くことの気持ちの良さったらなかったですよ。思考停止気味な私にとっては贅沢の極みでありました。
興味を持ったきっかけは、去年他界されたベニシアさんが朗読の中で哲学の道のことを語られていたので、いつか自分も同じように歩いてみたいと思ったのです。
NHK猫のしっぽカエルの手は、弱っていた時期になんとなくみていた番組。
川上ミネさんのピアノを聴くと涙腺ダダ漏れ〜〜
なぜイギリスの女性がインドを放浪して、日本の京都に辿りつき定住したのかな?何気なく立ち読みをしていて、その理由がわかりそうな本を見つけました。
そこにはアシュラム(ヨガ道場)での瞑想の日々について綴られていました。英国貴族の生い立ちや、退屈で寂しい少女時代については他番組でみましたかね。アジアの旅を通して、本当の幸福とは何かを学ばれたといいます。

ハリドワール(インド)に到着したのは1970年10月末でした。ここは多くのアシュラムという巡礼者が滞在できる瞑想道場が集まっています。山々から流れ出るいくつもの川に沿うように、美しい森が広がるこの地域は、昔から瞑想をし、自然と一体となる生活を送るには最適な場所でした。(中略)美しい庭がガンジス川まで届き、ヒマラヤ山脈の麓まで続く麦畑がきらめいていたのが忘れられません。
70年代は西洋人の価値観が大きく変わったそうですね。幸福は自分の内側にあると気づきはじめました(一般論)ビートルズは、ファンの熱狂で自分達の演奏が聞こえない異常さに「やってらんね〜!」66年にコンサート活動を打ち切ってます。この背景をみますと、ベニシアさんが特別珍しいことをしていた若者という訳ではなさそうです。メンバーのジョージ・ハリスンが、インドが誇るシタール奏者に弟子入りしました。小規模で言えば、世界のナベアツが芸能界の人気を捨て、桂三枝に弟子入りしたようなものです。紛らわしいですが、決して世界規模ではありません。

パシャっ
左はインド臭ただよう67年のアルバム
🇮🇳師匠ラヴィ・シャンカールが、🇬🇧ニヒルな弟子ジョージ・ハリスンに教える貴重映像あり↓
師匠愛娘のアヌーシュカ・シャンカールが語ってます↑
早口ですね。私は控えめで口の重そうな姉、ノラの方が好きだよ💙
そう!彼女はノラ・ジョーンズの異母姉妹。妹ですね。
なんという天才DNAでしょう・・
妹アヌーシュカ(右)については、音楽評シビれる島村さんが詳細にしてまとめて下さっています。
インド哲学の基本BOOKに、人は自分の好きなことに集中すると、心の静けさを得ることができるよって書いてあります意訳(ヨーガ・スートラ 第1章39節)ジョージ・ハリスンが好きでのめり込んだ世界を聴くことで、当時インドに傾倒した若者たちの雰囲気を知ることができます。
ダダ漏れ〜〜〜
伸びやかなピアノ大好きです。











叶 匠寿庵
贔屓の新宿伊勢丹にも支店があるらしいので行ってみます。
おーっと、本社が滋賀なの?やりますねえ〜













立派な洋館 ゴスペル

ジャズ喫茶 ヤマトヤ

銀閣寺近くのカフェには行けた!

予約したおてだまです
デザートをコースでいただいたことってありますか?(隠しきれないドヤ顔)
普通朝食というのは、パンやご飯、副菜を食べる概念があるでしょう。
朝からスイーツを食べるなんて背徳行為、私のために用意された企画としか思えません。
このコースですが、コスト、時間、なにより需要を考えますと、やれるお店ってなかなかないと思うのです。拘りのワンオペ!スーパーニッチ!万歳!!
スパイスや洋酒を使った旬の果物のスイーツがいただけるということで伺いました。申込制の朝の会というスタイルで提供されます。







微醗酵というのがあるのか。他にも色々と試してみたいな・・


柿とレモンのスムージー





蜜柑と金柑、自家製リコッタチーズのサラダ

ホワイトバルサミコとオリーブオイルと塩(マルドン)
ヴィネガーの酸味とリコッタ的ミルキーが親友になっております
じゅわーーっとたまらん‥
洋風栗のお汁粉

(なにそれ🎶なにそれーーー♪)
白玉はプレーン、ほうじ茶、シナモン つやっ艶✨

何かと合わせているのでしょうが、一体何なのかわからない・・
クリーミーで死ぬほど美味い!!
なんじゃこりゃっ!!


タルトタタンカスタードパイ



甘苦いキャラメリゼ所謂タルトタタンじゃなくて、コンポート寄り
紅玉の酸味を残してシャキっ🍎
ビジュアルを重視してのことなのかもしれないな
美意識

お手製のアイスが美味しかったです。
希少なフェザーハニーを使っているとか。
あれ?
お腹が冷えてしまいました・・

フィレンツェへ旅立ちました✈️
サンタマリアノヴェっらっ薬局のスプレーじゃないですか!
消臭します💨プシューーーっ メディチ〜〜


店主が旅先で集めた雑貨や、好みの書籍を飾ったのであろう空間の中で、世界観に触れることは語らずともその人の内面を覗き込むようでワクワクする。
お皿の一つ一つが美しく、旅や職業経験の中で培われたセンスで溢れていた。
最後のサプライズもなかなか良い・・
箱を開けると枯山水





哲学の道は驚くほど長閑で、意外にも人が歩いていませんでした。あれは良かったよね。とっても良かった・・。朝の会のあと、薄暗い銀閣寺の参道へ進んではみたものの、すぐに引き返してしまいました。古い土産屋には魂の抜けた置物が並んでいて、目つきの悪いおじさん仁王立ちが怖い。観光客ゾロゾロゾロ・・

京都に背を向けて建っているという陰キャな銀閣寺。
金閣との対比のつもりが銀箔貼られずじまい。
事情など知らないけどね。
軽くシンパシー感じてしまう・・
「私は人の争いに疲れたので、俗世間を捨て隠居します」
みたいな、足利義政さんの安息の地、一度は行かなければなりませんね。
義政さんへ
オフシーズンの静かな時に伺いますね。
次回ファイナル📣
ようやく京都らしいことをしまーす!