最初の一歩だけ、とりあえず始めてみる
今回は『最初の一歩だけ、とりあえず始めてみる』という題の【140字メッセージ+α】です。
「やるべきことはわかっているのに動き出せないんです」という相談へのアンサーとして書きました。
【140字メッセージ+α】とは
twitterで、娘たちや家族、塾生など、特定の人を思い浮かべながら140字に凝縮して投稿したメッセージに、【+α】を添えて投稿するシリーズです。
※noteへの投稿に際し、一部表記・形式を改める場合があります。
最初の一歩だけ、とりあえず始めてみる
*
「やるべきことはわかっているのに動き出せない」
そんなときは
最初の一歩だけ、とりあえず始めてみる
少しの作業でも
動き始めるとドーパミンが分泌され
やる気が出始め
「始めたものは続けたい」
という気持ちも出てくる
この性質をうまく利用して
一歩ずつ頑張ろう
*
「+α」の一言
このメッセージは、元々は塾生からの相談へのアンサーでもありました。
でも私も、「やるべきことはわかっているのに動き出せない」ということ、よくあります。
なかなかね、始められなくて、全然違う事してみたり。
目を通すべき資料を横に置きながら、小説を読むこともしばしばです(ダメです。いや間に合うならダメじゃない)。
でも実は、ちょっとでも行動すると、それが刺激になって「やる気」が芽生えてくるのです。
作業興奮と呼ばれたりする人間の性質です。
そして、一度「やる気」が芽生えると、今度は「やめる」方が難しくなったりします。
こちらは人間版の慣性の法則です(笑)
だから、「やるべきことはわかっているのに動き出せない」と悩んでいる人は
やるべきことに「とっかかり」を用意しておくのが役立ちます。
少ない労力で、全くやる気のない状態で取り組めてしまえる、小さなとっかかりです。
例えば受験生なら、次の日に使う予定のノートの最初に「今日は最初に」とだけ書いておく。
次の日、ノートを開き、「今日は最初に」の続きになる予定を書き入れる。
すると、「机に座っているし、ペンは持っているし、ノートに少し書きもした」という状況が現れるので、そのまま勉強に入りやすくなります。
(少なくとも、ベッドでマンガを読みながら寝てしまうよりはずっと)
他にも、あえて、
・プリントの最後の問題だけ解かずに残しておく
(次の日に「一問取り組めば一枚終わる」という状況を作る)
・読書中の本の、きりのいい一歩手前で読み終える
(次の日に「きりがいいところまで後少し」という状況を作る)
など、いろいろな「とっかかり」が考えられます。
何でもいいので、取り掛かりやすく、そのままやりたいことをスムーズに続けていけるような「とっかかり」を用意しておきましょう。
「やるべきことはわかっているのに動き出せない」という状況を乗り越えやすくなるはずです。
いろいろなアイデアで人間の性質を上手に利用しながら、進めたいことを一歩ずつ、着実に進めていけると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
あなたに良いことがたくさんありますように**
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ブログを活用した学習支援に挑戦しています。
以下のような中学生用の漢字のプリントなども公開しています。
必要な人に届きますように**