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中秋の名月に寄せて

今回は『中秋の名月に寄せて』という題の【140字メッセージ+α】です。

今見てきましたが、素晴らしいですね。中秋の名月。

【140字メッセージ+α】とは
twitterで、娘たちや家族、塾生など、特定の人を思い浮かべながら140字に凝縮して投稿したメッセージに、【+α】を添えて投稿するシリーズです。
※noteへの投稿に際し、一部表記・形式を改める場合があります。

中秋の名月に寄せて




月も心も

欠けては満ち

また

欠けては満ちての繰り返し


「月は隈なきをのみ見るものかは」


その心で

あるがままを慈しみながら

それでも満ちる喜びを今日は感じて



「+α」の一言

今夜は8年ぶりに満月の中秋の名月。

中秋の名月は、実はぴったり満月とは重ならないことも多いそうです。

国立天文台によれば

 今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります(例えば、2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます)。これは以下の理由のためです。
・中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。
・月の公転軌道が楕円形であり、新月(朔)から満月(望)までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化する。

さらに、国立天文台のリンク先の『暦Wiki』によると、

平均的には十五夜月が満月
十四夜月から十七夜月までが満月となりえます。

とのこと。
月と地球と太陽の関係、面白いものですね。

何にしても、先ほど見た月はとても大きく、そして素晴らしく輝いていました。


兼好法師は『徒然草』で「月は隈なきをのみ見るものかは」と言いました。

現代語に訳すと、「月は満月だけを見るものだろうか。いや、そうではない」という意味になります。

「見る心」があれば、満月だけではなく、その時、その時の形の月を感じ、楽しむことができます。

それは、人の心も同じだなと思っていて。

人生の中に、一年の中に、一日の中に、「心が満たされているときと満たされていないとき」というのは確かにあるものです。

あるがままの月を楽しむのと同じく、そんな満ち欠けする心のあるがままを、受けいれ、楽しめるような、そんな「広く大きな心」を持てたらなと思っています。

でもこの満月を見ていると、やっぱり、満ちているというのはいいものですね。

終わりに

中秋の名月、そして秋分と、季節が移り変わっていきますね。

それとともに、心境も少しずつ変化しているのを感じています。

個人的には一度、「なぜ自分はnoteやtwitterに取り組むのか」という自己紹介的な記事をしっかりと書いてみたいという気持ちになりました。

でもとりあえず、今日はもう少し中秋の名月を楽しみます。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

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