両の手を力一杯ずっとずっと振る伯父さん
写真は母と母方のばあちゃん。
今日は母方のばあちゃんの四十九日です。
まさか、父方と母方のばあちゃん二人立て続けに逝ってしまうとは思いませんでした。
母方のばあちゃんは数年前から体調が悪かったので、覚悟はできていました。
だから、楽になれたのかな?という安心感もあるにはあります。
この時に写真を撮っておいて良かったという気持ちの一方で、もっと前から写真を撮っておけば良かったという後悔もあります。
僕が写真を始めた頃にはもう認知症が始まっていて。
寂しさがあります。
いとこのうちに遊びに行って帰る際には、ばあちゃんは車が見えなくなるまでずっとずっと、手を振ってくれていました。
その姿が今でも忘れられません。
コロナで葬儀には帰れなかったんですが、いとこから葬儀の際のメッセージを頼まれて、その、ずっと手を振ってくれていたことを書いたら、なんと兄と同じだったらしく。
そして、この前いとこの家に手を合わせに行った帰り。
車で坂を下っていく途中に振り返ると...
伯父さんが、両手を大きく大きく振ってくれていました。
力いっぱいに。
どんなに小さくなっても、山で隠れて見えなくなるまで、ずっと、ずっと。
繋がってるんだなって思った。
人の生きる意味があるとしたら、こういうところにあるんだろうなって思った。
俺も繋げたいと思った。
繋がないといけないと思った。
退職を引き止めてもらったり、餞別を山ほどもらったり...そこで自分の良いところを見てもらえたんだなって感じだけど、その良いところって全部、両親や亡くなったばあちゃんや、石川の土地からもらったものだなって思って...
それを繋いで、残していきたい場所ってやっぱり...
石川だなって思った。
だから、
石川に戻ることに決めました。
これ書いてたらまた泣いちゃいまいしたが、、
泣いてばっかりいられない。
だって...
引越し準備進んでない(笑)
カメラ:母方の爺ちゃんが40年前に母に買ってあげたOLYMPUS 35DC
フィルム:入院中の婆ちゃん portra400
他は引越し荷物に入れちゃったので後ほど確認します。。
(つば九郎とのツーショットはSONY Xperia Z5)