【超リアル】ベトナムで暮らすための実践的アドバイス5選
ベトナムでの生活は刺激的で可能性に満ちている一方、最初はカルチャーショックや戸惑いも多い。
ホーチミンでの6年間で得た経験をもとに、快適に暮らすための具体的なコツを独断と偏見で紹介する。
大切なのは現地の文化を尊重しつつ、自分らしいスタイルを築くこと。
1. 現地の文化を理解し、適度に受け入れる
ぶっちゃけ、ベトナム文化のすべてを理解しようとするのは無理がある。
異なる価値観や生活習慣に出くわしたときは、「そんなものか」と割り切ることが大切だ。
例えば、ベトナム人の時間感覚は日本とは全然違う。約束に遅れるのはごく普通のことで、深刻に受け止めるだけ損。「これも文化なんだな」と受け流すことで、余計なストレスを避けられる。
個人的なアドバイス:
日本の感覚で仕事や生活をし続けると、ストレスがどんどん溜まる。そんなとき、「実は日本の方が特殊なんだ」と思い込むのがおすすめだ。
自分自身、この考え方に切り替えた瞬間、気持ちが驚くほど楽になった経験がある。環境に振り回されるよりも、視点を変えて受け入れる方が、心の余裕を持ちやすい。
2. ベトナム語は"必要最小限"でも生活できる
ベトナム語を完璧にマスターする必要はない。使う場面は基本的な挨拶や、タクシーやお店で使う簡単なフレーズくらい。これだけで日常生活は問題なく送れる。
実際、「Xin chào(こんにちは)」や「Cảm ơn(ありがとう)」を笑顔で伝えるだけで、現地の人との心の距離は驚くほど縮まる。完璧さよりも、気持ちと態度が大切。
個人的なアドバイス:
ベトナム語は挫折する人が9割。声調や母音の多さから、発音の難易度が非常に高く、多くの人がそこでつまずく。
とはいえ、言葉はコミュニケーションの手段の一つに過ぎない。本当に大事なのは、相手を思いやる心と元気な笑顔。それがあれば、どんな状況でも意外と何とかなるものだ。
今は語学をアプリで解決できる時代だが、話せるベトナム語が増えると生活がさらに楽しくなる。無理なく続けられるペースで、例えば週1回でも勉強を続けてみるのがおすすめだ。
3. ベトナムの交通事情を受け入れる
初めて見た光景は、まさにカオスだった。
バイクが逆走するのは日常茶飯事。歩道さえも我が物顔で突っ切っていく。
信号はあってないようなもの。最強の存在はバスで、歩行者はバスや車、バイクの流れをうまくかわしながら進むしかない。
ルールよりも勢いとタイミングが支配する世界だ。
個人的なアドバイス:
交通事情にイライラしても意味がない。初めて見る混沌とした状況にストレスを感じるかもしれないが、「これが普通なんだ」と割り切るだけで心が軽くなる。
移動手段は迷わずGrabを使うのがおすすめ。特に渋滞を避けたいならGrab Bikeが最強。バイクタクシーで街を縫うように走る感覚は意外と快適で、一度体験すると癖になる。効率よく動ける上に、風を感じることでリフレッシュにもなる。
4. ローカルフードに飛び込む勇気を持とう
ホーチミンやハノイには日本食レストランが豊富に揃っているが、ベトナム生活を本当に楽しむ鍵はローカルフードにある。
最初は衛生面が気になるかもしれない。だが、一歩踏み出して食べてみれば、その味わいに驚くこと間違いなし。
屋台のフォーやバインミー、庶民的な食堂の味は、ベトナムならではの醍醐味だ。ローカルフードを楽しめるようになると、生活の満足度は格段に上がる。
個人的な意見:
最初は意気込んでローカルフードに挑戦するが、しばらくすると無性に日本食が恋しくなる瞬間がやってくる。ホーチミンやハノイにある日本食レストランはレベルが高く、本格的な味を楽しめる。
ただし、値段は日本と同じかそれ以上のことも多い。一方、ローカルフードに慣れてしまうと、そのコスパの良さに驚き、日本食が高すぎて手が出しづらくなることも。とはいえ、そのバランスを見つけるのもベトナム生活の醍醐味かもしれない。
*以前の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてほしい。
5. 日本人コミュニティを大切にする
「海外に来たなら現地の人との交流を優先すべき」という声もあるが、長期的に生活するなら日本人同士のつながりを持つことが精神的な安定につながる。
日本語で気軽に話せる相手がいるだけで、ストレスがぐっと軽減される。困ったときや悩みを抱えたときに共感してくれる人がいるのは、海外生活を続ける上で非常に大きな支えになる。
個人的なアドバイス:
友人を作るのは意外と簡単。いつの間にか一緒に遊ぶ仲間ができていることも多い。行きつけのレストランや、日本人が集まるイベント、サークルに顔を出してみるだけで十分だ。
海外生活でできた日本人の友人は、一生の財産になることもある。気軽に情報交換ができる相手がいると、日々の生活が驚くほどスムーズになり、心の負担も軽くなる。
まとめ
ベトナムでの生活は、一見するとカオス。でも、視点を変えれば、それは新しい価値観や可能性を見つける絶好のチャンスだ。
現地の文化を受け入れ、自分のペースを保ちながら生活することが、快適な暮らしへの近道。この記事で紹介したヒントを実践すれば、きっと新しい発見と楽しさに満ちた日々が待っている。
せっかちな日常から抜け出し、心に余裕を持ちながら新しい世界を楽しもう。ベトナム生活は、あなたにとって「第二のスタート地点」になるはずだ。