年金は請求しないともらえない

こんにちは。おおたです。
公立学校で事務職員をしています。

先生向けの情報発信のため、トイレに「じむしつだよりトイレ編」というものを貼り出したところ、超スーパーミラクル好評なので続けています。

今回は請求しないともらえないお金のお話。


先日、総務省からこんな注意喚起の連絡が届きました。

「退職者には児童手当の申請の説明を忘れずに!」

勤務先から退職後の児童手当の申請について説明がなかったために退職直後から児童手当を受給できなかったという相談が、公務員を退職した人から複数寄せられているそうです。

もちろん勤務先が説明をすることは必要なことです。
しかし、児童手当は本人の請求にもとづいて支給されるものですので、勤務先がやってあげられることには限界があるのです。

同じように、タイトルの通り、年金も本人が請求しないと支給されません。年金は退職したら退職前の給与口座に勝手に振り込まれると思っていませんか?

この世に請求や届出無しで受け取れるお金はほぼありません。自動給付のお金でも、少なくとも受け取り口座の指定はしますよね。

年金の受給時期が近づくと、複数ページにわたる小難しい年金請求書類が届きます。年金を受給したかったら、その小難しい書類を読んで必要事項を記入し、請求しなければなりません。

もらえるお金を取りこぼさないためには、どんなお金がもらえるのか、どんな手続きが必要か、自分で調べる力をつけておくのが大切です。

また、普段から給与明細をよく見て、自分がどんなお金をもらい、どんなお金を支払っているのか、しっかりと把握しておくようにしましょう。


実際にトイレに貼ったのがこちら

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