介護の極意
認知症介護には極意があって
こんな事教科書にも何にも載っていません。
長年認知症介護現場に携わってきたからこそ言える極意。
①女優/男優になるべし
②大半は孫や子供、近所の子供になるべし
③ボケ担当(お笑いで言えば)に徹すべし
こんな事どこにも載っていません。
ただ、分かっている人は分かっているでしょう。
認知症の方々とコミュニケーションを取るのが上手な人をよく観察してみてください。
恐らく上記のいずれかが該当する筈です。
『私は内向的だから』
『私は物静かな方だから無理…』
そう思う人もいると思います。
認知症の方の前に立つ時には
本来の自分の性格は置いておいて、
是非女優になって
もう一人の
《空気を作る人》
を演じきってみてください。
認知症の方々の表情も
職場環境も
ご自身も。
全部がガラリと変わります。
これは介護現場にとどまらず
生きていく上でもとても有効なスキルとなります。
介護はその時は気付かなくとも
人間成長や、人の心理の理解という点で
とても学びが深く面白いものと実感しております。