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起業はツラいよ日記 #25

鈴木豊史@白蝶社代表

多くの書店さまのご協力を賜り、弊誌『B.E.特集「動物と植物」』も皆さまに手に取っていただきやすい環境が整ってまいりました。

先ずは都内からということで中央線沿線をご挨拶まわりしてきた。紀伊国屋書店 新宿本店では『ゲンロン』や『現代思想』など超有名誌と同じコーナーに置いていただき恐れ多いのだが、とても嬉しかった。

新宿から、中野、高円寺と移動。中央線沿線の本屋さんというのは、それが大企業が運営するチェーン店であっても、個人が運営する独立系書店であっても、店作りにこだわりが感じられてとても好きだ。だから、そうしたお店に置いて頂けるのはとても光栄であるし、そういった”こだわり”があるお店に来るお客様であれば、弊誌も手にとって頂きやすいのではないかと思う。

蟹ブックスさんではチラシをお渡しして少しお話もさせて頂いたのだが、早速ご注文もいただき、あの素晴らしいお店に並べて頂けるのかと思うと、今からワクワクしてしまう。本当にありがとうございます。

わたしの白蝶社は”ひとり出版社”であるため、企画から編集から営業から全てを一人でやっていく訳であるが、まぁ全てをそつなく出来る訳がない。色々な人に甘えて迷惑を掛けては助けてもらいながら、何とかやっている。

本来であれば、人件費やら交通費、つまり投入したリソースに見合ったリターン（この場合は本の注文）を得られないと、その行動は「非効率」であると判断されてしまう。しかし、どうしても昨日の行動が無駄であるとは思えないし、思いたくもない。なぜなら、たとえ１冊の注文も頂けなかったとしても「こういう出版社があるのね」とか「『動物と植物』の特集か」とか、それこそ認知が広がっていくからである。

法人である以上、一定の売上が見込めなければ事業は継続できないので無理をし過ぎるのはダメだが、今はこの行動が必要であると信じたい。１冊、１冊と本を売っていくこと以外、わたしには残されていないから。

【お取り扱い書店様】※6/8時点

＜北海道＞

北海道大学生協書籍部クラーク
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丸善　多摩センター店
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NEW! 丸善 ラゾーナ川崎店

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ジュンク堂書店　三宮駅前店
ジュンク堂書店 三宮店

＜広島県＞

ジュンク堂書店　広島駅前店

＜鳥取県＞

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