持続可能な恋ですか?のグッときた言葉たち その3
いよいよ今夜、最終回。
展開を早く知りたい気持ちと、
もうあの素敵な登場人物たちの物語を観れなくなるのかという寂しさが
混在している。
子どもは大人を軽々と超えてしまう(6話)
晴太の息子・虹朗が好きな女の子(栞奈ちゃん)に告白をすると決めた時。
付き合うとかその後どうするとかではなく、
ただ自分の気持ちを伝えたいという動機。
その告白を受けた栞奈ちゃんは、
今、自分も好きだから、
先々のことはわからないけど、
今の恋を大切にする。
相手や自分の将来のこととか、
結婚のこととか、
ごちゃごちゃと考えちゃって立ち往生している大人。
この回の中で、
颯が子どもは大人のことを軽々超えてしまうことがある
みたいなことを話していた。
正にそれを描いた部分で、
子どもが本質をついた行動をしている。
ドラマの中の大人たち同様に、
子どもからその姿勢を学びたくなった。
パートナー?奥さん?妻?(6話)
明里さんはお見合い相手が
「パートナーと呼びたい」
「配偶者とは対等に」
と言うけど、なんだかしっくりこない。
たまたま林太郎が出演したラジオを聴き、
そのしっくりこなさの正体に気付いた。
結局、呼ばれ方にしろ、何にしろ
一般的に「良し」と言われるものでも、
それを押し付ける形になることは、
相手を蔑ろにする行為なんですよね。
言葉にこだわることは時に大切だけれど、
特に呼び方に関しては、
お互いが心地よいと感じているかどうかが以上に
大切なことはないのかもしれない。
コツは骨(7話)
自分と1番長く付き合うのは自分。
自分に嫌われないように、自分に誠実でいる。
シンプルでいて難しいことだなぁ。
でも、自分が自分の最大の味方でいられたら、
それはとても強いことなんだろうなぁって思う。
「生きる」ということは(9話)
林太郎が大学時代の恩師に言われた言葉。
それを、自分はもう結婚はしないと頑なになっている娘・杏花に伝える。
生きていれば、思いがけない出来事に出会う。
そういった時に、その変化に惑わされる自分を恐れるのではなく、
戸惑いながらも、出来事に合わせて変化をしていく。
そういう営みそのものが生きるということなのかもしれない。
この林太郎とのやりとりを受けて、
杏花がヨガの時に、
「思いどおりにならない心の満ち欠けを味わいながら、
思いがけないことが起こる普通の毎日を目いっぱい生きていきましょう。」
と語りかけているのも素敵でした。
8話以降は、これっていうセリフというより、
物語全体の流れに心奪われた。
ラストはどうなるのか。
杏花は、晴太は、颯は、どうなるのか?
みんな幸せになってほしい!