『Aurora』BUMP OF CHICKEN
藤くんもきっと、自分で涙を拾って魔法に変えてきたんだろうな。そして、わたしたちにも、自分で魔法に変えられるよ、って教えてくれたこと。きっと、できるよって。
その優しさに また涙が こぼれてしまう。
お日様がある時は 世界の始まりにも 終わりにも気付けるけれど
ない時は "永遠"の中にずっと閉じ込められたようで。
でもそれも 長いようで ほんの少し。
黒いキャンパスに クレヨンで何を描こうか
声が届かなかったからか 声にならなかったからか 平気な態度をしていたからか
心のどこかで期待していた正義のヒーローは、わたしの前には現れなかった。
>だけどね、わたしには わたしを呼ぶ声が聞こえたよ。拾った涙が あなたの居場所を導いてくれる。
>あなたが言葉にできなくても わたしはこうして たどっていくから。
>あなたの思うヒーローよりも きっとずっと あなたの側にいたよ。
暗闇だからこそ 雫の音が あなたの声が よく聞こえるのかもしれないね。
心の傷はいくつもあった。でもこうして こぼれる思いを 自分の小さな分身と すくって拾って たしかめて。
わたしの小さなヒーローたちと一緒に
わたしの世界に好きなように クレヨンで色を広げて
そのキャンパスには魔法がかかって 描いた思いは世界を飛び出し だれかの夜空の 星となるかも
わたしの夜空にはBUMPさんの星座がたくさんあるな♪まだ見えていない星もきっといくつもあるんだろうな。
自分の世界を この世界のどこよりも安心できる場所にできたらいい。
今のわたしの目標です。
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