ど素人でもフルマラソン完走する方法
1. はじめに
「フルマラソン」
と聞いてどんな印象を持ちますか?
「きつい」「つらい」もしくは
「余裕なんじゃない?」
という声も聞こえてきそうです。
今回は、
元陸上部でもなんでもないど素人の私が
フルマラソン完走する方法をお伝えします。
2. フルマラソン完走したいと思ったきっかけ
そもそも、ど素人の私がなぜフルマラソンを走ろうと決意したかというと、一つは
親の影響が大きいです。
私が幼い頃から父親はマラソン大会に定期的に出場していて、「マラソン」というものが非常に身近にありました。
また、実家が田舎にあるということで他にストレス発散や余暇にるものが「運動」くらいだったということも挙げられます。
大人になって、「運動したいな〜」と薄々は思っていたもののなかなか忙しいかつ気怠さを覚えていました。
そんな中、ある日京都旅行に行った際、平安神宮周辺を観光しており夫に「この辺京都マラソンのゴール地点なんだよね」と話したところ、「いいじゃん京都マラソン!出てみたい!」と、なんだかすごくやる気に満ち溢れていました。
旅行あるあるのテンションかなと思って聞き流していたのですが、自宅に戻ってからも「京都マラソン申し込み2ヶ月後だね」など具体的な話を幾度となく持ちかけられたため、「じゃあ走ってみるか」という結論に至りました。
これが二つ目の理由です。
3. 練習方法
いざフルマラソンに出ようと思ってもそう簡単には完走できないだろうと思ったと同時に、
出るからには途中でリタイアするなんてことにはなりたくないと負けず嫌いが発動し、しっかり練習することにしました。
主な練習方法をお伝えします。
✳︎1.短い距離を走ってみる
手始めに2キロ走ってみました。
小学校高学年くらいから運動していたので、体力は普通の人よりもあると自負していたのですが、
なんせ初めての試みだったので不安がいっぱい。
2キロでもかなり疲れてしまいました。
フルマラソンは42.195キロなので
2キロとなると1/21です。微々たるものですが、少しだけの距離でも走れるんだ!というちっぽけな自信になりました。
スピードは気にせず、とりあえず2キロ走りました。
トレーニング用のアプリで「TATTA」というものがあります。GPS機能で何キロ走ってるか音声で教えてくれるので、それを活用しました。
✳︎2.ランニングシューズを買う
忘れてました。ランニングシューズやっと買います。今まで、単なるスニーカーで走っていました。あまり良くありません。
マラソン大会に出るならランニングシューズは必須です。もちろんスニーカーでも練習はできますが足対する負荷が大きくなってしまいます。
私はHokaというブランドのclifton9シリーズのランニングシューズで走りました。
これに関しては厳密に言うと練習方法には入りません。準備です。
ですがマラソンは準備が9割と言っても過言ではありません。
私は小中高大と学生時代何かしらの運動をしていたので、ウェアは持っていたものを使っていました。
モチベーションを上げるために大会用のウェアもあるといいですね。
✳︎3.スピードを上げてみる
自分が走れる限界のスピードで走ってみます。
今まで1キロ8分ペースで走っていたとしたら、
1キロ7分ペース、6分ペース、5分30秒ペースと
徐々に上げていきます。
「徐々に」がコツです。
「急に」は怪我の元です。
距離は短くてもOKです。
小学生のとき50m走13秒くらいだった私にとっては、この段階が1番きつかったです。
最初は50m走でも大丈夫です。
何回か休憩を挟みながら繰り返していくと速くなっていきます。
✳︎4.小さい大会に出てみる
近所で開催される10キロマラソン大会に出てみました。
この頃になると、10キロはもう余裕になっていましたが、いざ大会になると緊張するのでは?と思い、場数を踏むために出場しました。
結果は3位入賞!賞状も貰いました!
小さい大会だったので人数は少なかったのですが、嬉しかったです。
このような小さな成功体験が自信につながります。
10キロでなくても問題ありません。
最初は1キロの枠で出たり
5キロ、ペアで駅伝なんてのもあります。
手の届きそうな目標から達成していきましょう。
✳︎5.ゆっくり長い距離を走る
皇居ランや河川敷ランでゆっくり長い距離を走ってみました。
いわゆるLSDです!
Long Slow Distance
長い距離をゆっく〜り走ります。
皇居は一周が5キロなので目処がつけやすいです。
河川敷はかなりの距離をまっすぐ走れるのでLSD向きだと思います。
長い距離は、20〜30キロくらい。
ゆっく〜りは、人と会話しながら走れるくらい。
長い距離を走るには時間がないよ…という方には
例えば2時間⏰3時間⏰などと決めて走ることをオススメします。
土日などの休日にまとめて6:30〜9:30の涼しい時間帯に走るのは
気持ちがよかったし清々しい気分になりました。
4. 大会当日の様子
走る前は少し雨が降ったり止んだりしていましたが気候的にはマラソンに最適でした。
曇りで日差しも少なく、気温を高すぎず低すぎず。
初めてのマラソン大会だったので
緊張もあり高揚感もあり。
周りの人たちもテンションが上がって半分お祭りみたいな印象を受けました。
スタートしてからの25キロはかなりペースよく楽しく走れました。
あとで記録を見たたら25キロ時点が1番ペースが上がっていました。
しかしその後失速。
30キロの壁はかなり高く、
途中で足が痛くなり歩いてしまうこともありました。
なんとか沿道の方々の応援やエイド(途中で取れる給食)などのお陰で無事制限時間内に完走できました🏃➡️
ちなみに京都マラソンでは
八ツ橋や京ばあむが食べられます。
5. 完走後の様子
足が痛い!
熱っぽい!
眠い!
味噌汁が美味い!
頑張った!
こんな感じでした。
完走してすぐの導線で、メダルやカロリーメイト、おにぎりなどか貰えます。
ゴール地点は平安神宮の鳥居のところなので、
たくさんの参加者が記念撮影していました。
私も近くにいたマダムに声をかけてもらい、
写真を撮り合いっこしました。
6. まとめ
まとめますと、色々ありましたが
「フルマラソン完走は気持ちがいい!」
この一言に尽きます。
良ければ皆様もフルマラソン完走してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました🏃➡️
#創作大賞2024
#エッセイ部門
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