那智駅から那智大社まで熊野古道を歩いてみるの巻
2024年2月11日(熊野の旅2日目)
さて、那智駅から那智大社までの移動をどうしよう。那智駅からバスが出ているし、大門坂からの古道を歩くだけの人が多いという。でもできるだけ古道を楽しみたいし、今日は時間がたっぷりあるから、片道は全部歩くことにした。
那智駅から那智大社、青岸渡寺、飛瀧神社まで熊野古道を歩く。ゆっくり歩き、途中のお寺や神社も参拝したので約3時間。熊野古道といっても全てが古道ではなく、車道→古道→生活道路→古道という感じ。
途中の古道(尼将軍供養塔までの道)が素晴らしい空間で、異次元。やはり古道の周波数は抜群に高い。来て良かったなぁと心から思う。
一方、大門坂の古道は、人気スポットなので大勢の人。写真映えはするが、人が多かったり、そばの道の車の音が聞こえたりするので、異次元トリップは難しい。尼将軍供養塔までの古道は誰も歩いてなかったし、完全に森の中なので、私はそちらの道の方が楽しめた。
今回の旅の目的地は、飛瀧神社。
昨年は、自分を浄化したい時、飛瀧神社の参道と滝を写した動画を見ることで、滝の高い波動を思い出していた。でも実際にその場に身を置くのとは違う。だから来られたことに、ただただ感謝。
鳥居をくぐり、滝に近づくにつれて感動がこみあげる。御神体の滝の前では那智の滝の神さまにお会いできた喜びで胸がいっぱいに。「お久しぶりです。ここに来たかったんです!」と神さまに伝える。
「御祈祷も受け付け」という掲示を目にしたので、御祈祷をお願いすると、小さな建物で少し待たされた後、滝の前に誘導される。なんと滝の真ん前で御祈祷を受けられるのだ。私一人だけだったので、滝の前を独占。流れ落ちる水の凄まじい浄化力を全身で感じながらの、公開御祈祷。
終わった後、宮司さんから「写真撮りますよ」と声をかけていただき、記念撮影。こんなに輝いている笑顔はないのでは、と思うくらい、満面の笑みで写っていた。
※授与品の中には滝のお水や手拭いなどが入っており、後日、息子の入院先に持参してこの水を注入してもらった。
那智駅から那智の滝まで7キロ歩き、大門坂が267段、那智大社の階段が467段、飛瀧神社の階段が133段。
前回訪れた時は、那智大社の階段でヨレヨレしていた。今回は全然大丈夫。