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男性諸君はもう二度とオナニーをするな

ここ最近、女性より男性の方が自信がありがちだなと思うことが度々ある。畢竟、人によりはするのだろうが、少なくとも自分の周りでは自信ありがちなのは男性の方が多いように感じている。そもそもぼくは女性と会話する機会がほとんどないから比べようがないのだが。とりあえず、男性は自分のことを棚に上げて、女性の容姿にどうこう言ったりすることが多いように思う。これに関してはぼくが女性と触れ合わないとか関係なく、女性の方が美意識が高いのは間違いないだろうから事実と言えるだろう。女性は美意識が高いからこそ、男性の美意識の低さにも敏感だろうしより気になるのだと思う。当然、どちらの性にせよ、異性の前で異性の悪口を言うことなんてそうそうしないだろうが。

ぼくがこう思うに至った理由として挙げられるのは、特に仲の良い友人二人がほぼ同時期に彼女をフったからだ。しかも理由が、せっかくの残り少ない大学生活を遊んで過ごしたいからというものだった。とは言いつつも、本当はちゃんとした理由があるものの、友人とはいえ正直なことを言うのが恥ずかしいという気持ちがあるのかもしれないと思い深くは聞かず、「じゃあ遊びまくろうぜ!」と言った。だが、最近その二人といつも通り遊ぶことになると何かと女の子を呼びたがる。これが何を意味してのことなのかは分からないし、どうせ彼女がいないなら遊んだ方が得だという思考からなのかもしれないが、ぼくに伝えられた彼女と別れた理由は多少なり本当だったのだろうなと思った。ぼくは彼女のことが本当に好きだから自分から別れたいなんて思いもしないが、もし本当に耐えられないほど嫌な部分が出てきたとしても、「こんなに可愛い子を手放してしまうのは勿体ないのでは?」みたいな思考に至り、自ら別れを切り出すなんて到底出来ないと思った。だがこの思考も、彼女が自分の所有物であると捉えていると同時に、彼女でFLEXしたがっているだけな気がして、そんな自分も自信満々野郎の一人なのではないかと思い嫌になった。

きっと男性は、性欲が溜まると自信が漲る何かが脳内に分泌されていると思うのだ。アドレナリンとかエンドルフィンみたいなそういうやつが。だから女性にワンチャンあるんじゃないかみたいな感じで声を掛けたり狙ったり出来るのだと思う。女性からすれば大迷惑だろうが、生物的に考えればこの機能が実際にあったとしてもなんらおかしくはないはずだ。人間が知能を持ってしまったが故に野生とは乖離した生活を送ってはいるが、仮に人間が野生で生きているなら男性によるレイプは生物として真っ当な行為と考えることも出来るのではないだろうか。何せ、子孫を残すことが生きる上での最重要事項であるならば無理やりにでも孕ませられるようにと、女性より力が強く、この女性となら性行為に及べるのではと思える自信を持っていた方が良いに決まっている。逆ナンというものも存在してはいるが、これをしている女性は大抵がある程度美人であったり、少なくとも小綺麗にはしている者たちが多いように思える。これは、その者のそれまでの人生において異性からチヤホヤされたり持て囃された経験があっての自信によるものだろう。しかし、男性は逆ナンをする女性のように顔が整っていたり、小綺麗にしているとは決して言えない者も多い。

とは言え、常に自信はあってなんぼだと思う。そのため男性諸君はもう二度とオナニーをするな。何事においても自信を持ち、前向きに挑めるよう日々を生きるべきだ。性欲に忠実に、全ての物事が上手くいくと錯覚しながら生きろ。

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