【休職日記】久しぶりに妻と息子に会った話
昨日と一昨日
妻と子どもと遊びに来た
妻のお義父さんとお義母さんが
連れてきてくれたのだ
外出自粛でこれまで
いろんな規制があったので
お互いにしばらく行き来は
できなかったのだが
久しぶりに会うことができた
お義父さんもお義母さんも
「久しぶりにこれた」
と言っていた
妻たちは
一昨日の土曜日の
夕方に到着した
夕方、私は出迎える準備を終えて
ソファに座って来るのを
待っていた
しばらくして
「とうちゃん、きたよー」
と、声が聞こえた
久しぶりに
自分の子どもと直接会えた
今までは毎日
LINEのビデオ電話で
話していたが
やはり直接会えるのは
うれしい
そして可愛い
夕食は
私が予約しておいた
和食のお店に行った
同じ九州圏内だが
妻と始め
お義父さんとお義母さんは
「やっぱりこっちは魚がおいしいね」
と言ってくれた
食事は満足してもらえたようで
安心した
食事を終えてイオンモールへ
買い物に行った
店内を歩いている間
息子はずっと
私のそばから離れなかった
「とうちゃん、好き好きー」
「だっこしてー」
と甘えてくる
息子は5歳
一緒に住んでいれば
こんなに甘えてくることは
あまりないかもしれない
おそらく
「だっこしてー」
と言っても
「歩けるんだから歩きなさい!」
と言う方が多いだろう
しかし
この子の場合
ここでだっこすることが
私の役目かもしれない
そう思う
子どもにとって
1ヶ月に1回会えるか会えないか
という父親と過ごす時間は
とても貴重な時間なのだと思う
だから
息子が私のもとへ来たときに
妻が息子に
「私にもだっこさせてー」
と言っても
「かあちゃんは嫌」
と本気で断っている
息子にとって
父親である私とふれあう時間は
1か月分の時間を
取り返すように
ふれあっているのかもしれない
そんな気がしている
店内でもずっと手をつないで歩き
家に帰って夜寝る時も
私の身体にずっと触れながら
寝てしまった
朝起きた時も
いつもより早く起きて
「とうちゃん、朝だよー」
と、起こしに来る
朝食を食べる時も
「とうちゃんの隣で食べる!」
と言い
私の横で自分が選んだパンを
口いっぱいにほおばっている
息子は息子なりに
私に気を遣いながら
限られた時間の中で
必死に私と触れ合おうと
してくれている気がする
まだ5歳なのだが
心はもう大人に近い気もする
私としては
「さみしい思いをさせてごめん」
という気持ちでいっぱいだ
しかし
この悔しさや情けなさを
これから取り返していくことが
私の課題だと思っている
仕事のこと
家族のこと
子どものこと
家のこと
妻と子どもが
安心して生活できる日を
夢見て
これからも
いろんなことに挑戦し
たくさん失敗しながら
過ごしていきたいと思っている
気持ちは焦るばかりだが
今は焦らずに
じっくり考えていこうと思う