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30年続く街の頼れる電気屋さん「パナハルス三晃」(大森町共栄会)

パナハルス三晃がつくる大森町の歴史

2020年の年末、パナハルス三晃さんにお邪魔させてもらうと、外には「おかげさまで30周年」の文字が大きな看板に書かれていた。私自身、これほどまでに大々的に看板を立てているお店を見たのは初めてだったのだが、お店と商店街の関係を聞いていくと納得できることばかりだった。

まずは文字が書かれている看板の裏だ。数十年前の商店街の写真や町がにぎわっている様子、お店の前など、たくさんの写真が貼られていた。30年も大森町で続けてきたパナハルス三晃だからこそ収めてこれた大森町の歴史がそこにはあった。次に30周年のチラシだ。チラシを見せてもらうとそこには社長と奥さんの写真、現・店主の俊朗さんの幼いころの写真、町の風景など地元愛に溢れていた。大森町や大森町の人たちと共に歩んできたのが感じられた。

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街に愛される理由

地元で長く続けていることから、お客さんは顔見知りや長年利用してくれる方が多いという。リピーターが多く街の人から愛される理由の1つが、高く売れる性能のいいものではなく、そのお客さんにとって一番利益になるものしかおススメしないことだ。確かに、電化製品などは機能を十分に把握したりせずに買ってしまうことが多い。それを同じ街に住む身近な人として親身になって一緒に考えることで町の人に愛されているに違いない。パナハルス三晃では自社で全て行なうため、施工などの面でもお客さんの安心感はとても大きい。

この街の多くの世帯で施工をしている俊朗さん。以前「初めての施工で訪れた家に、何年かぶりに製品を交換しに行った際、そのお客さんが覚えてくれていたことがあった」と、とても嬉しいそうに話してくれた。

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施工には取り付けた人の癖も出るため、俊朗さんが過去に施工したものは「あぁ俺がつけたな笑」となるそうだ。また、お客さんの家族構成や環境など様々な要素を踏まえながら商品の提案・提供をしているという。

休日にはゴルフに行く事が多いそうだが、そんな時でも「エアコンの取り替えをしてほしい」「電球がほしい」などの電話が多く来るようだ。それだけ、お客さんとの距離が近く、頼れる存在が街の人からしたらどれだけ嬉しいか。今日も俊朗さんの携帯は鳴りやまない。

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『株式会社パナハルス三晃』
大田区大森西5-10-10
03-3298-1135
10:00〜19:00
水曜定休

公式HP
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