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2018年7月23日(月)駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚

#自分を作り上げたゲーム4選 というハッシュタグが流れてきたので、『タクティクスオウガ』(SFC)、『Ultima Online』(PC)、『Crazy Taxi』(AC)、『MOTHER2』(SFC)を選んだ。

タクティクスオウガ

1995年10月発売。初めて買ってもらったSFCのソフトが『ファイナルファンタジー4 イージータイプ』で、RPG好きに。そんなとき近所の本屋で立ち読みしていた「ファミ通」に載っていた開発中の『タクティクスオウガ』の画面写真に衝撃を受け、「これは絶対やるぞ!」と決意したのはすごく覚えている。

写真一枚ですべてが伝わってきたのは、デザイナーとプランナーの両方がとんでもなく優秀だったからだと、今になって思う。

「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」という章タイトルに象徴されるような語彙と言語感覚についても大いに影響を受けていて、「下愚」とか難しい言葉もたくさん教わった。

けっこう序盤で「戦争に勝つために、同胞を殺害して、それを敵陣営のせいにして自軍の士気を上げる」ことに賛成か反対かを問われて、反対すると幼馴染とは完全に敵対することになるとか、勧善懲悪ではないストーリーも勉強になった。

音楽も良いし、画面見てるだけでもキャラクターの動きがかわいいし、もちろんゲームとしても楽しいし、言うことなし。

Ultima Online

「Renaissance」が2000年4月で「Third Dawn」が2001年3月なので、プレイし始めは多分2000年6月頃。ハマってやってたのは「Lord Blackthorn's Revenge」前の2001年末頃までか。サーバーはWakoku。

最初はPvPのないトランメルから始まるんだけど、わりとすぐに「何でもあり」のフェルッカに行って、そっちにいるプレイヤーのほうが圧倒的に馬が合って楽しかった。

それでも先輩プレーヤーから「昔はもっとめちゃくちゃで楽しかった」という話をたくさん聞いたので、もっと早くから始めてればよかった…という悔しさもかなりあった。

初めて入れてもらったギルドのGMがリアルで結婚するので引退して、結婚式の写真を送ってもらったり、画面の先にいろんな人がいて、画面上にも、その向こう側にも人生があって、ひとつの遊びをしている体験がめちゃくちゃ面白くて、毎日夜更かしして過ごした。

Crazy Taxi

1999年2月にアーケードでリリース。普通の何倍も速くダッシュできるバグ技があり、それを使いこなすと100円で2時間くらいプレイできるので、ほぼ毎日学校帰りに江古田のゲームセンターでやっていた気がする。

BGMがOffspringとBad Religionで、この辺の音楽好きになったのは完全にこのゲームの影響。

2000年1月にドリキャス版が出て、これもハンドルコントローラーを買ってやりまくった。

MOTHER2

1994年8月発売だけど、遊んだのはちょっと遅かったと思う。

TOもUOもそうだけど、「人間の悪意」がゲームの中にいろんな形で表現されていて、MOTHER2もそういうところが好き。

悪意もあって、善意もあって、さみしさもあって、幸せもあって、未来があって、絶望があって。

そんな中で生きてるんだなぁ…。

夜、適当につくったシンプルなキーマカレーがとてもうまい。

スパイスの扱いがうまくなったような気がした。

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