ルックバックをみた

遅れながらもやっとルックバックをみた。
漫画は話題になった当時に学校で読み、うつむき涙を流した記憶がある。
「チェンソーマン」「ファイアパンチ」などの藤本タツキの読み切り作品である「ルックバック」のアニメ映画化となる本作。映画としては59分と短めで、料金は一律1700円。様々なクリエイターに絶賛されているのを横目に上映終了してしまうのではないかと怯えていたが、無事見れました。

いちばんの感想としては、藤野と京本𝐁𝐈𝐆𝐋𝐎𝐕𝐄大泣き生涯大親友コンビ𝐟𝐨𝐫𝐞𝐯𝐞𝐫だった。
原作から分かってたことだけど仲良く遊ぶカットがちょいちょい追加されててより親友😭😭😭になってしまった……はあ~~~~~……京本……
藤野と京本の関係、素晴らしさしかないが特に小学生期の藤野と京本はすごい。
京本に感化されて本気で絵を描き始める藤野と、一方藤野の周りは"絵を描くこと"を否定し始める。親や姉、同級生、みんな否定してくる。そんな藤野の世界で恐らく唯一絵を描くことを肯定してたのが京本で、京本という存在に藤野は燃やされ続けていたし…京本も学校新聞に載せたいと言ったのは藤野の漫画がキッカケなのだろう、お互いがお互いを焚き付けて高めあっていったんだ……、それが映画となり改めて特に良かった。

藤野と京本の決別で大泣きしたんだがやっぱり藤野の性格ほんとに良いなーーと、素直じゃなく調子に乗りがちでプライド高くて…京本が大好きで大事だから行かないでほしいのに言えなくて、京本は分かるけど学生時代も学校で友達作らず京本と漫画かくだけっぽかった藤野も京本に依存してる節があったんだろうなー。話は勿論とてもとてもよかったです、分かりきってることなのでストーリーについてはあんまり改めて文字にすることもない。アニメーションもすごく良かったー!表情がよかったし色もよかった、動きもよかった、藤本タツキ先生の絵がそのまま動き出してるみたいで本当全部良かった。

また私は漫画だか絵だかも趣味でやってる人間なんだけどこれは頑張りたく、なるーーーッ……、スケッチブック買って絵の練習めちゃめちゃしたくなるししなくちゃいけない気になる。でもなれるのか…っ!?藤野と京本に……っ、、努力…っ、、がんばる気が…湧く映画でした、頑張りたいと思います。とにかく描け!バカ!は本当に真理。いい映画でした!

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