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【計画通りに進まないのが当たり前】

本日はこんなタイトルから始めてみました。

「計画通りに進まないのが当たり前」といったタイトルですが、話の終わりはタイトルとは少し異なるかもしれません。

日本人は計画が好きな方だと思う

そしてリハ職種は計画が大好きだと思う

計画は大事だ

しかし、計画通りにどのくらい進む?

その計画がうまくいかないときの対処は把握している?

人間の計画は実は偏っていて思い通りに進まないことがあるということ。

思い通りに行くことの方が少ない。だから計画からズレた行動をどのようにして対応して楽しむかが大事だと思うんです。

これ簡単なようで、非常に難しいです。

個人の特性も影響するでしょう。

ここで言いたいのは、自分の計画を患者さんに押し付けてはいけないということ。

それはどんなに忙しくてもです。

自分のギアを緩めて対応するのがいいと思う。

こんなエピソードがある。

「1日患者24人・24単位で毎日臨床業務に忙殺されてしまう状況です・・・」

こんな状況に近しい経験がある人もいるのではないか。

この質問している方の思考は全員を一律に介入して、残業ありきで進めること。

つまり、24単位取得した上で、平等に介入するということ。

果たしてこれ正解だろうか。

国の施策を26単位を上限にしていたら、あなたは26単位を取得して介入を目指すような思考にあるということです。

さらに言えば、1週間108単位の上限がなければどんどん働くということである。


この思考では自分は疲弊するし、患者さんにもいい影響が与えにくいのではないかという疑問が出るのです。

患者さんは待ってくれない。

これも事実。

非常に難しいですよね。

みなさんはこの難題にどのように向き合いますか?

美徳な考えだと思う、「全員一律介入」

しかし、これ本当にすごいことなのか?ということに疑問を持ってもいいと思います。

まずこのやり方では患者さんとの対話はなかなか難しいでしょう。

リハビリテーションがなければ患者は何も取り戻せないと思わないこと。

むしろ、研究でみたら「変わらない」ということもあり得ます。

自分一人で医療は行っているわけではないこと。

あたかも一人でその患者さんと向き合っている錯覚にリハは陥りやすいです。

本当にリハだけの問題かを考えてみてください。

この問いには答えがないですが、人員が確保できていない状況が続いて、誰かが倒れたら進まないシステムを皆で歩み寄って考えることも重要でしょう。

計画通り進まない日々にどのようにして向き合うか、未来より目の前をみてもいいのかもしれませんね。

こんな日々に悩んでいる人がいれば、抱え込まず相談に乗ります。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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