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経営コンサルとは?若者にできるの?

この記事を書いた理由

 私は、人と話していて「何の仕事してるんですか?」と聞かれたら、「経営コンサルティングです」と回答するが、経営コンサルをイマイチ知らない人は、「何それ?」とか反応されることがとても多い。そういう場合は大体チョ~~~~簡単にわかりやすく伝えるために、「経営のアドバイスだよ」と回答するのだが、「そんなこと大学卒業したての若僧にできるの?」と至極純粋な反応をされることが多いです。
 したがってこの記事では、
①私が経営コンサル時代にやっていた仕事
②経営コンサルは若僧でもできるのか?
の2点について書いていきます。

①経営コンサル時代の仕事内容

 これはNDA(Non-Disclosure Agreement:秘密保持契約)を結んでいる可能性があるため詳細の記載はできないが、おおまかには以下3つです。

(A)売上を伸ばすための戦略策定
(B)アナログ事業のデジタル化支援
(C)新規事業の損益試算

以下、それぞれの詳細です。

(A)売上を伸ばすための戦略策定

 何をするのか
 売上XX億の企業の売り上げを増加させるための戦略を考えるお仕事。
 

 どうやるのか 
 売上増加ってどうやるの?って結構疑問かもしれないが、僕が担当したのはM&Aで売上高伸ばしましょうっていうズルイというか、あ?そういう手法ね。という感じでした。
 
 でもこれは経営コンサル業界では結構嫌われてる?ヘビーな仕事で、DD(デューデリジェンス)といって、

M&A(企業買収や合併)や組織再編を行う際に、買収対象企業の経営環境、事業内容などを調査し、法務面の問題点・リスクや財務状況・収益力について企業分析を行うことで、正確な企業経営の実態や事業運営の手法を把握するための精密検査

山田コンサルティンググループ株式会社
https://www.ycg-advisory.jp/learning/due_diligence/

らしいのですが、多くの経営コンサルタントは触れることがない領域で珍しい事例のためこれ以上の説明は省略します。詳細は引用元で。


(B)アナログ事業のデジタル化支援

 これは経営コンサルの業務の大部分を占めるお仕事です。

 何をするのか
企業では全ての物事がうまく進んでいるわけはなく、必ず課題があるわけで、それを解決してあげようというものです。業務改善とかもこれに含まれるんですけど、
特定の業務のせいで従業員の残業が問題となっている
②従来の働き方だと効率が悪い
③従来の事業では時代の変化についていけず儲からない
とか挙げ始めたら課題は腐るほどあり、こういった問題を解決してあげるためのお手伝いをするのが仕事です。

 具体的に何をするのか
 
まぁ結論からいうと、ERP(Enterprise Resource Planningを導入してあげるだけです。システム導入ですね。

企業→システム屋にお願いすればいい話なんですが、企業の業務内容に対してどのようなシステムを導入すればよいかなんて詳しい人がいないので、
企業→コンサル→システム屋って形で間にコンサル挟んでるだけだと思っています。(違ってたらすみません。)

 したがって、経営コンサルとは名ばかり、システム導入仲介会社って名称で彼らを呼んであげればいいですね。

(C)新規事業の損益試算

 これも特例だから詳細は割愛。

 新規事業だとモノの価値が決めずらいですよね。たとえば私が火星旅行のビジネスを始めるとして、そのためのロケットっていくらかかるの?という疑問があったとしたら、現在月に行くためのロケットがいくらで、、、、とかいわゆるフェルミ推定を高い信憑性を持たせるイメージです。

②経営コンサルは若僧でもできるのか?

 もうこれに関する答えは①ー(B)で答え書いています。

 結局はシステム導入仲介会社なので、経営に関する高度な知識がなくても務まります。

 私は様々な仕事に恵まれたほうだと思いますが、M&Aとかビジネス資産とかになってくると、確かにめんどくさいですが、やろうと思えば誰でもできます。理由は①-(A) / (C) から読み取れるように、特殊なスキルや知識を必要としないからです。

 言ってしまえば、弁護士や公認会計士のように独占業務がない仕事であれば誰でもできるんですよね。日本国が知識とかスキルない人でも誰でもやっていいよ!って認めてるんですから。

 偏見が入っているかもしれませんが、この記事を書いた理由の2点については結論をだせたと思うのでこの辺で。


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