HSPが嫌いです。残酷なので。
おすずです。
さーて、ここにきたあなたは
・HSPを自覚している方
・HSPが嫌いな人
・HSPってなに?
という方なのではないでしょうか?
私は、HSPが広まって欲しくないと思っているので、こちらの記事では、HSPの解説はしません。
なので、「HSPってなに?」と思って訪問頂いた方については、あまり有益な情報はないかと思います。すみません、
今回の話は、
・HSPがなにかを知っていて、もっと考えを深めたい
という方に対して、なにか心に留めて頂ける内容であれば、と思います。
HSPが嫌い
私は、HSPが嫌いです。
なかなか強い出だしですみません。
でも、だって、、、、たくさんの気持ちをギュッとまとめてお話ししたいと思います。
全体を通しても1500文字程度の主張です。
最後まで読んで頂けると嬉しいです。
「おすずって、繊細だよねぇ、、、」
HSPという言葉が広がったのは、5年前くらいな気がします。
その頃から、私は周囲の人に、
「おすずって、繊細だよね」
「おすずは繊細なタイプだもんね」
と言われることが増えました。
『HSPだと思われてるんだなぁ、、、』
さすがに分かります。
私は、HSPの場合にあると言われている特性のなかで、
・音や光に過敏で、強い音や光で体調を崩す
・服などの素材にこだわりが強い
・ストレスで体調を崩しやすい
・疲れやすい
・人の顔色を読むのがうまい
などの特性を持っています。
自分ではHSPという自認をしていませんが、周りからはそのように思われることが多いです。
つまり、周囲から見てもHSPと思われやすい特性が多く見えているのだと思います。
私の不調は病気によるものです
いかにもHSP気質、のような特性がいくつかあるのですが、
私の特性は、HSPではなく、他の持病たちによるものです。
私の持病はベーチェット病と片頭痛。
それでは、一つずつ解説していきます。
・音や光に過敏で、強い音や光で体調を崩す
→音や光で片頭痛になるタイプです。片頭痛の特性と相違ありません。
・服などの素材にこだわりが強い
→ベーチェット病の皮膚症状を起こさないために、刺激を避けています。
・ストレスで体調を崩しやすい
→ベーチェット病はストレスで悪化します。
・疲れやすい
→ベーチェット病の症状の一つです。
・人の顔色を読むのがうまい
→持病により、子どもの時から体調が悪いので、他者の体調悪いセンサーにも反応しやすくなってる
HSPが嫌いな理由
HSPという概念が広まることで、私のように本当は病気かもしれないのに
「HSPは病気じゃないから、、、」
と受診を先延ばしにする方が出るのではないか?というのが心配です。
また、本人も周囲も「病気ではないから」と言って、困り事への対処を本人や周囲の努力に頼りきりになってしまわないでしょうか?
ついでにいうと、HSP気質による特性は「良いこともある」という面にフォーカスが当たりすぎていると思います。
しかし、ツラさがあることには変わり無いと思います。
私自身は、疲れやすいのは嫌だし、
他の人なら耐えられる程度の刺激で体調や気分を崩してしまうことは生活をする上で足枷になることもあるでしょう。
それらを全て気質のせいにしてしまうのは、
ある意味で残酷だと思います。
身体的、社会的に、障害を感じているのであれば、HSPではなく、何かしら診断名が付いて、医療や社会保障を受けられる可能性もあり、
もっと楽に生きられるかもしれないのに。
あとがき
「HSPは5人に1人程度」らしいですね。
5人集まったらみんな気質は違うのではないか?と思うのは私だけでしょうか?
その辺りも、カモにされてる感じがして、なんだか、、、、
「繊細さの原因に、疾患が関わることもあるよ」
というのはもうちょっと知られた上で、この気質?が広まるならまだいいかなぁと思ったりしています。