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【旅人のおすし埼玉一周旅特別編】栄光の埼玉縦断古河ポタリング1日目往路1
ニコニコ動画(先行公開)、ならびにYouTube(2/14夜公開予定)にアップしている旅の記録になります。
毎年新春に出している企画ですが、秋に県立浦和高校(男子校)の伝統行事である古河マラソン(通称:古河マラ)についていきたくて、埼玉の最南端・新座市から、自転車で埼玉県東北部をふつうのママチャリ(シティサイクル)で縦断しました。
準備編
新座のコジマ電気で一般的な女性が使うと思われる三段ギア自転車(かご付き)を購入。名前は緑色だし、道草くんにしようかとおもったけど、道中で道草しすぎたり、道間違えたりエラーで草を生やしたくないので「みちゆきくん」にする。
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自転車売り場の人がロードバイク経験者で、「こういうのあったらきっと車載でもよく撮れますよ」といろいろ提案してくれた。
自転車売り場には自転車が本当の自転車好きな人が集まってて面白い。
いい自転車を用意してもらったので次は自分で学習。
行き当たりばったりに見えて、途中の行き倒れや撮れるもの撮れなかったら嫌なので、前日までにきちんと古河マラソン経験者ブログとポタリングのブログは履修した。無計画なようでわりと旅には現実的である。
朝ごはんは抜くとかありえないので、きちんと炭水化物メインで摂取。
道中の水分とお菓子などの携行食、またミネラルなどサプリメント類も持っていく。長時間ライドはエネルギー補給が大事らしい。
パート1【新座〜志木〜さいたま市(浦和、見沼周辺)】
志木を越えて埼玉の中心さいたま市へ
新座のアパートで7時24分に目を覚ます(この時点でガバ)も、浦和高校生が学校を出発するのが7時半だった。もうこの時点で間に合っていないんですが、いうて向こうは徒歩、諦めたらそこで試合終了ですよと脳内の安西先生が言ったので頑張って起きて出発。
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新座と志木は目と鼻の先なので割愛。
かっぱ伝説の多い志木を越えて、荒川へ。県境が川の上です。
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荒川(さいたま市近辺)の見所は、この大きな秋ヶ瀬取水堰。
荒川はとても大きな川なので、河川の管理施設もさすがビッグだ。
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パート1−2【さいたま市(浦和〜浦和高校)】
秋ヶ瀬橋を抜けたらそこは浦和。
当時はお金がない学生だったので、浦和のうなぎは実は一度も食べたことがない。写真は1886年創業の老舗らしい。
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すぐ近くには、別所沼公園(さいたま市南区)がある。
さいたま市民の憩いの場所のようで、休日はランニングをする人や遊ぶ子供たちなどがいる。
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浦和区に到達。
翔んで埼玉の映画やメディアでは煽るように「大宮ー浦和論争」が多いけれども、少なくとも専門時代の学生時代の埼玉組クラスメート(それぞれ大宮、浦和出身)は二人とも仲よかったです。
浦和といえば中山道の宿場町として栄えていました。
今も宿場町の面影を残しつつ、実は超都会でかつ教育先進地域という側面があります(予備校がめちゃくちゃある、埼玉発祥の有名児童教育会の本部があるなど)。
ちなみに三十路は浦和の某美術学校で美術モデル、飲食店、浦和発祥の教育系バイトなどをしたことがあってわりと通っていました。
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浦和の街を抜け、県立浦和高校(男子校)につきました。
道草いっぱい食ってたら見事に誰もいないので、すぐに次の関門である岩槻へ向かいます。
県内随一の東大合格者を出すのに50キロマラソン走らせるなんて、勉強できる人は文武両道、体力あるということを体現する学校ですごいですね。
ちなみに、私立浦和高校(共学)があるのと、浦和周辺の一流女子は一女(県立浦和第一女子高等学校)に通うそうです。(こちらも偏差値が高い)
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パート1−3【さいたま市(見沼田んぼ)】
浦和高校から自転車で約20分、さいたま新都心という埼玉の超都会(さいたまアリーナやコクーンシティとか高級ホテル、高度医療センターなどある地域)からも自転車ですぐそこが、なんと田園地帯。
もともとこういう畑や田んぼだった所を都会にしたのかわからないけど、都会のビル群が見える田園風景って日本ではなかなかない。不動産デベロッパーは焼け野原的に全部都会は開発し尽くしてしまうので、都会の隣にこの緑地地帯があるって本当に素晴らしいと思う。
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この辺りは田んぼではないけれども、畑が広がっていて太陽がさんさんと降り注いでいた。
一切高層ビルのない景色が本当に日本の原風景を思い起こさせる。(タワマン 嫌い)
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すぐそこには、高層ビルの多いさいたま新都心。駅前はキラキラしているけど、きっと原風景はこういう所だったのかな。
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自転車や歩くだけで考えさせられる道。
走りやすくて土砂災害のないコンクリート舗装もいいけど、畦道みたいな土が生物には優しいのかなとも思う。
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ちなみにこの後ものすごくいろんな旅をすることになって、2025年もギリギリ現役です。
旅人のおすし(埼玉旅もどってこれたよー)