悪夢障害のお話(後編)
ごきげんよう、おすみです。
今日は昨日の続きです。
悪夢障害当事者のおすみが障害を乗り越えて睡眠の質を高くするために実践していることを紹介したいと思います。
薬に頼ることは決して悪いことではない
悪夢障害を疑い始めて最初にやったことは訪問看護師に相談したことでした。
こういう時にも訪問看護は役に立ちます。
看護師さんは睡眠に対する悩みをまずはしっかり聞いてくださりました。
そして具体的な睡眠時間を整理し、お薬手帳で普段服薬している薬をチェック。
すると素人目ではわからなかったことが見えてきました。
それは当時の主治医の方針で、睡眠導入剤の服用を1年近く止められていたこと、でした。
以前もお話しした通り、当時の主治医とは合わなかったので看護師さんに診察まで同行もしていただきしました。
効果は現れ、2週間後には悪夢のペースが週2~3日にまで減りました。
薬は適切な処方をしていただくことで効果を発揮します。
ODとかする奴がおるから向精神薬や睡眠導入剤の世間のイメージが悪なんねん。
用法用量をちゃんと守ろうね。
自分の睡眠の特徴を見つける
今でも月に2~3回は悪夢にうなされます。
以前に比べれば大幅に減りはしましたが、寛解したとは言えません。
ただ、長い間悪夢障害と付き合っていると自分自身の睡眠の特徴が見えてきます。
(おすみの睡眠の特徴)
早寝すると悪夢を見やすい
中途覚醒後の二度寝時に悪夢を見やすい
その日の日中に心理的負担が大きくかかると悪夢を見やすい
その特徴を把握すると、具体策が見つけやすくなります。
上記の特徴を踏まえて…
おすみが実践していること
ちょうどいい睡眠時間を日ごろから微調整する
夜食は控える
寝る前に必ずトイレに行く
たまったストレスはその日のうちに解消させる
さらに具体的に掘り下げていきます。
ちょうどいい睡眠時間を日ごろから微調整する
ちょうどいい睡眠時間とは、中途覚醒しない睡眠時間で、寝不足にも感じない睡眠時間です。
一般的には7~8時間と言われているので、その時間から30分単位で短くしたり長くしたりを毎日続けると、自分にちょうどいい睡眠時間が脳が記憶してくれます。
夜食は控える・寝る前に必ずトイレに行く
寝る前は体中に、『これから寝るねんで』という暗示を自分自身にかけます。
なので体が起きそうなことはあまりおススメできません。
照明は徐々に落とし気味に
スマホもブルーライトカットモードで画面やや暗めに
音が出る機器の音量は小さめに
胃腸も閉店ガラガラにさせるために夜食は控えて
どうしてもおなかがすいたときは優しい飲み物で
トイレで起こされることを鑑み、寝る前に済ませる
たまったストレスはその日のうちに解消させる
その日の日中に大きくストレスがかかることが起きたり、翌日に大事な約束が控えていたりするとどうしても眠れなくなる時もあります。
そんな時はストレスを少しでも解消や整理をしておきましょう。
睡眠導入剤とアルコールの相性は最悪ですが、仕事帰りに腹いせにほろ酔いセットを求めてフラッと居酒屋に立ち寄るのもおすみ的にはありだと思います。
くれぐれも、飲みすぎに注意。
自分自身とアルコールとの相性も見つけておきましょう。
お酒が飲めない人は、服薬と経済的に響かないレベルでのプチ贅沢がおススメです。
そして帰宅後や家事後は自分自身を労わる時間を与えてください。
おすみはその時間にお風呂に入ったり日記を書いたりしています。
以上になりますが、これはあくまでもおすみのやり方です。
自分に合った睡眠の質の上げ方を見つけてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?