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河井疑惑ただす会 広島市で署名宣伝自民の「氷代・餅代」おかしい〜すべてがNになる〜

2023年8月11日【社会】

 広島県の市民団体「河井疑惑をただす会」は10日昼、広島市の繁華街で宣伝し、「氷代・餅代」と呼ばれる政治家間での金銭のやりとりの禁止を求める署名を呼びかけました。30分で16人が応じました。

 9人が参加し「罪の意識は微塵(みじん)もない 30万円50万円70万円普通のこと お中元・お歳暮と同じ」と書かれた横断幕を掲げアピール。「政治をただそう」と声援を寄せる人がいました。

 メンバーの川后(せんこう)和幸氏は、河井夫妻から金銭を受け取った被買収議員の裁判で明らかになった「数十万円のお金が氷代、餅代と称して日常的に行き交っている」ことを「庶民感覚では考えられない」と力を込め、共同代表の山根岩男氏は「いつももらっている」と無罪を主張し平然と居直る被買収議員を厳しく批判。「この居直りを許せば、いつまでたっても買収選挙、金権選挙はなくなりません。署名の一筆一筆が政治とカネの癒着をやめさせることにつながります」と訴えました。

 署名した女性(65)は「数十万円のお金のやりとりを不審に思わないことが問題。こんな慣例やめるべき」と述べ、70代の夫妻も「自民党政治とカネの癒着に腹が立つばかり。1億5千万円も闇に葬ろうとしているのか。許せない」とそろって署名しました。

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