消費税減税　後ろ向き立民・野田代表が新任会見〜すべてがNになる〜

2024年9月24日【２面】

　立憲民主党の野田佳彦新代表は２３日、代表選の結果を受けての新任会見を行いました。

　野田氏は党内からも出ている消費税率の引き下げについて「食料品への非課税は新たな研究課題」と発言。「次の総選挙までの間に、今の(党内における議論の)到達点を取り下げていくということは基本的にない」と、消費税減税に後ろ向きの姿勢を示しました。

　記者から「安全保障政策では自民党の政策と似通った部分が多い。どこが違うのか」と問われると、選択的夫婦別姓、「政治とカネ」、世襲議員を挙げ「自民党とは全然違う」としましたが、安保政策については明言しませんでした。

　核兵器禁止条約に対する姿勢を問われると、「せめてオブザーバー参加からまずは始めるべきだ」と言及するにとどまりました。