2024総選挙 #比例は共産党 原発再稼働 言語道断宮城・福島 小池氏・高橋比例候補ら訴え〜すべてがNになる〜


2024年10月18日【2面】

 日本共産党の小池晃書記局長は17日、宮城県塩釜市と仙台市、福島県郡山市と福島市の4カ所を駆け、衆院比例東北ブロックの高橋ちづ子、大内まり両候補らと総選挙での党躍進を訴えました。小池氏が「東北ブロックは定数1減の容易ならざるたたかい。比例は共産党と東北中に広げ、東北の命綱・高橋候補の議席を守りぬかせて」と力を込めると、集まった人たちが大きな拍手で応えました。

 高橋候補は「東北で党の1議席を守ることが全国の躍進につながる。全力で勝ち抜く」と訴えました。

 小池氏は「高橋候補ほど命綱という言葉が似合う人はいない」と強調。災害の現場にすぐ駆け付けて被災者に寄り添い「制度が不十分であれば変える。それが政治の役割、私の使命」と奮闘してきたと紹介しました。河北新報によると、東北地方の与野党36人の国会議員の中で答弁を除いた発言回数は高橋候補が1位だと示し、宝の議席を失うわけにいかないと力説しました。

 小池氏は、東京電力福島第1原発事故から13年、原発事故は住む家も生業(なりわい)も故郷も奪ったと訴え。「2号機では溶け落ちた核燃料デブリの試験的な取り出しも難航し、廃炉のめどもたたない」と指摘しました。

 こうした中、東北電力が近く女川原発を再稼働しようとしているとして「三方を海に囲まれた半島の避難は困難であり、能登半島地震で避難計画の破綻は明らかになった。原発事故の収束もしていないのに、再稼働など言語道断だ」と批判。原発が再生可能エネルギーの最大の障壁になっていると指摘し「原発はゼロに、地域と共生できる再エネ拡大で地球の未来を守る願いも共産党に託して」と訴えました。

 小池氏は、石破茂首相が年末の税制改正で軍拡増税の開始時期を「決着させる」と言い出したと批判。「選挙が終わったら大軍拡のための増税という『増税隠し』は認められない。軍拡増税ストップの一票は共産党へと広げて」と呼びかけました。

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