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母がお風呂で転倒!そしてワタシのメンタルも・・・

六月初めの一週間が過ぎました。
スタートは快調でした。
なのに、火曜日 母がお風呂で転倒した事で一変!
その結果 色々と考えさせられる、ここ数日となりました。

我が家は、お風呂が2階にあります。
37年前に引っ越してきたのですが、当時は漠然と
 「将来(歳をとったら)お風呂に入るの、大変かもね」
なんて、家族みんなが思っていました。
今 まさに、その時を迎えています。
母は数年前から膝が悪くなり、加えて3年前に腰椎を骨折した事で
日常生活・・・特に階段昇降が厳しくなっていました。
それでも、介護保険を使って手すりを付けたり バーを取り付けたりして
なんとか母が自立出来る形を模索していたのですが
今回は脱衣場のマットで滑って転倒・・・という事が起こってしまいました。
ただ 不幸中の幸い・・・ですね。 あちこちにひどい打撲を負ったのですが
骨折する事はなく、日にち薬でボチボチ回復するとの診断を受けました。

ワタシも、つい「階段昇降」や「浴室内」にばかり気をとられていて
脱衣場の危険回避が全く出来ていませんでした。
当然母は落ち込むし、正直なところ家族も
 「あぁ、これで寝たきりになるのか・・・」
なんて言葉がよぎり、心の中はネガティブな思考で一杯に。

転倒した翌日からは、当然ながら普段より母に対する視線が厳しくなり
ついつい【禁止】するような言動が出てしまいがちになりました。
母からも「ごめん」という表現が増え、それを言わせている自分もイヤで。
 「もう! ごめんって言わんといてよ」
なんて逆ギレの言葉が心を占領する始末でした。

 ・・・外に向けては「ポジティブに!」なんて事をアウトプットして
   散々エエ恰好しているのに、実際 家族に対してはどないやねん。
   心底優しく出来てへんやんか!
これは昨日までのワタシの、モヤモヤの正体でした。

母は本当に日にち薬で、少しづつ回復してきているのに
ワタシのメンタルはそれに反比例。 沈んでいく一方でした。 
一番身近な存在で、当たり前のように大切に育ててくれた母に対して
今 恩返しをしなくて、いつやるの? ですよね。

昨日 ケアマネさんを含めた3人で面談をしたのですが、
第三者に入って頂いた事で、少しワタシも(母もかな?)冷静になって
お互いに思っている事を言葉にする事が出来ました。
そこからは急激に母とのコミュニケーションが良くなり、
ワタシの心も穏やかさを取り戻せた気がします。

あぁ。
まだまだワタシ、人間出来ていないです。
こんな時こそ瞑想の時間を取って、素直な自分の気持ちを認めつつ
優しくありたいと思います。

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