移転した富岡の永井食堂「もつっ子」を求めて距離160Km獲得標高3,000mを走る
定期的に食べたくなる味というのは、誰もが持っているものだ。
我が家の家族のそれは、群馬県にある永井食堂のもつ煮である。と言っても、もっぱら買うのは、永井食堂の持ち帰り用のもつ煮「もつっ子」。
購入したもつっ子に大根とこんにゃくを足し、家族4人分×2日=計8食分、永井食堂のもつ煮を楽しむのである。
価格で考えると、もつっ子が1,000円(税込)、こんにゃく100円、大根200円で計1,300円で永井食堂のもつ煮が8食分も食べられるのである!!
もっとも、1食分の量は永井食堂に比べ大分少なめ。
というわけで、こたびも「もつっ子」を求め、ロードバイクで埼玉から群馬県は富岡を目指すのであった。
なお、走行ルートは、走りやすさを優先し、なるべく幹線道路を避けている。その結果、予定している走行距離は160Km、獲得標高は約3,000mである!!
早朝、外が明るくなりはじめた朝6時頃出発。
10月下旬のこの時期、すっかり日が短くなり、朝はかなり冷え込む。
ひたすらにだだっ広く、面白味のない関東平野を離れ、大東文化大学前の坂で体を温める。
ときがわ町を抜け、県道273号線の松郷峠を越えて小川町へ。
小川町からは県道11号線を走り、東秩父村を抜け、茱萸の木峠へ向かう。
茱萸の木峠から稜線を走り、長瀞町方面へ坂を下る。
そして埼玉から出るための一つ目の関門である、荒川越え。
県道13号線から住居野峠(読み方が分からない)を越え、神流町へ。
神流川を越えたら、もうそこは群馬県。
すでに大小の峠を3本越えて、疲労がたまったので、持参した飯を食らうこととする。
ロードバイクツーリングで食べる飯はやはり最高である!
炭水化物に、疲れた体が最高の反応を示し、それに追従し精神も幸福感に包まれる・・・。
あぁ、これがあるからロードバイクやめられないぜ。
これでこの後控える山道も大丈夫だろうと考えていたら、それは甘かった。
藤岡市にある桜山公園をこえて、富岡入りするのだが、この桜山公園の登りは、マップで見た以上にきつかった!
マップでは直線で描かれていたので、そんなに斜度はないのであろうと思っていたら、ほとんどの区間で10%超。そしてその斜度がマップどおりの直線で続くのであった・・・。
途中で休憩、押しを入れつつ桜山公園へ到着。
このコース広いしヒルクライムレースをやればおもしろそう。
車と1台ともすれ違わなかったし、閉鎖も簡単でしょ。
そのあとも山の中をしばらく走り、富岡市街に到着~
富岡にある永井食堂のもつっ子販売店は、以前の富岡市街地ど真ん中から埼玉寄りの郊外へ移転。
少しでも「もつっ子」が埼玉へ近付いてくれた、その事実がなんともうれしい。
感動と疲労で震えながら店内へ。
もつっ子2個を注文し、ゲット。
もつっ子をゲットしたら、速やかな帰宅が推奨される。
もつっ子は要冷蔵なのである。
復路は多少のアップダウンを交えた山裾ルート。
足に蓄積した疲労で、ペースは上がらないが、少しづつ歩みを進め午後3時頃に帰宅。
帰宅後に風呂に入って、一休み。
そして、お待ちかねのもつ煮だ!!
疲労しきった体へ、白飯ともつ煮をぶち込む!
あぁ、最高!
サイコウダッッ!
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