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コンチネンタルgp5000(Continental GrandPrix5000)の5,000km走行後の評価をご紹介

私が初めて購入したロードバイクである、キャニオンのエンデュレースAL6のタイヤには初期装備としてコンチネンタルのgp5000が装着されている。

 キャニオンには、エントリーロードにまでこんな高価な!タイヤが装着されている。タイヤは唯一路面に設置する部分であり、あらゆる走行性能に直結することから、良いタイヤを装着することは本来非常に有意義なのである。が、エントリーロードを購入するような初心者(私のこと)には、その素晴らしさが正直分からない…。
 自分自身、ロード購入前はタイヤなど消耗品に過ぎないのだから、何がついているかあまり気になどしていなかった。
 この初期装着タイヤが非常に高評価であり、そして高価でもあることに気付いたのは、5000kmを走行して次のタイヤを探し始めたときであった。

 いろいろなサイトで語り尽くされたと思われるこのgp5000、私には転がり性能の評価などできないので、5,000km走行後の耐久性とパンク耐性、オートバイ乗りからみたグリップ性能について評価したい。

評価内容

①耐久性

5,000km走行後のリアタイヤの状態が以下の写真となる。

5,000km走行後のリアタイヤ

タイヤのトレッド面やサイドウォールには、ひび割れはない。溝もしっかりと残っている。

スリップサインもしっかりと確認できる

上の写真の赤丸を付した箇所にスリップサインがある。これもまだ残量をしっかりと確認できる。
タイヤの形もあまりイビツになってはいない。
まだまだ走行可能でしょう!

フロントタイヤの状態

フロントタイヤは、駆動しているリアタイヤと比べ摩耗が少ない。
こちらもまだまだ使用可能だ。

以上のことから耐久性は、「優秀」と判断する。

②パンク耐性

5,000km走行してきて、パンクしたのはフロントタイヤが1度のみとなる。
タイヤに何かが刺さりチューブに穴を開けたものと思われる。
チューブにパッチを貼り、タイヤ、チューブとも再使用し、その後1,000km程走行しているが、パンクには遭遇していない。
なお、空気圧を週に一回は確認していること、通勤経路に少しばかりグラベル部分や荒れた路面箇所があることも付け加えたい。

以上のことから、パンク耐性も「優秀」と判断する。

③グリップ性能

オートバイにこれまで約300,000km乗ってきた者として、グリップ性能について言及したい。
グリップ性能が期待されるシーンとしては、登坂時のダンシング、ダウンヒル時のコーナリング、高速域からのブレーキングが主なシーンと思われる。

正直、どのシーンにおいてもグリップ力に不安を感じたことは全くなし。コーナリング時の旋回は非常に安定しており、ブレーキング時のグリップ力も十分。

オートバイ乗りにとっても安心できるグリップ性能であり、グリップ性能も「優秀」と判断する。

まとめ

gp5000の評価が高いのは、このように耐久性を含めたトータルバランスが非常に優れている点にあるといえる。
※転がり性能や軽量性にも優れていることが、他のサイトで評価されているよ。

ただし、ネックはその価格だ!
まず自分の主な用途の一つである通勤使用において、このタイヤは完全にオーバースペック。
一方でヒルクライムなどでトレーニングしつつ、たまにタイムアタックもするといった用途であれば、積極的に選定したいタイヤだ。

なお、次に購入するタイヤは、現状の主な用途が通勤である以上、コスト重視のタイヤを選定することになる。タイヤ一本で、どのくらい乗り味やタイムが変わってしまうのか。

初めてのロードバイクのタイヤがgp5000というのは、ある意味不幸と言わざるを得ない…。

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