思考の二極化に振り回されて:混乱から抜け出る
自分がパーソナリティ障害だと知った直後、ネットや本、カウンセリングサイトを読み漁り、情報に共感する日々が続きました。
「すべてが自分に当てはまる」「こういう思考の癖がある」と理解しては混乱し、整理できずに疲れ果てていました。
パーソナリティ障害の特徴として「ゼロかヒャク」「白か黒」「良いか悪い」といった極端な思考に揺れやすいことがあります。そのため、情報を知識として冷静に消化するのが難しく、「私ってこうなんだ」「あの人もきっとこうだ」と当てはめる、違う面をみつけ、逆戻りする、整理できないまま行ったり来たり。
やっぱり、ってよく使う、笑
最近まで、他人や自分を色々な角度から考えることができず、「この人は問題行動があるからパーソナリティ障害だ」と決めつけたり、自分に問題行動が当てはまらないと「もしかして誤診なのでは?私は違うのでは?」と思うこともありました。
そんな中、Yahoo知恵袋で見つけた、境界性パーソナリティ障害をほぼ寛解させたという人のコメントが私を救いました。
「境界性パーソナリティ障害になった原因は何でも良いと思います。ほとんどが勘違いなんです。だから紙に書いて受け流す感じです。」
知らない人のコメントでしたが、こんなにシンプルで的確にまとめられた言葉に、本当に救われました。そして感謝しています。
この言葉は立ち返る場所になってくれました。
ぐるぐるしても、この言葉を思いだすと立ち返る。勘違いかもと。
本当にその通りだと思います。
ネットの世界のコメントですが、何度も救われました。ありがとう。感謝です。その人の言葉がなければ、もっと遠回りしたと思います。
パーソナリティ障害の場合、内省できていないことが多い、だから怒りも不安も、ほとんどが勘違い。
一度紙に書いて外在化させて、そのままストレートに書く、そして勘違いかも視点で書く、
面倒だけど、内省苦手だし仕方ない。
あとは二極化では現実は片付かない、
現実はグレーなことがあるし、時間でも変わるし、あとは他人のことは理解する努力はできても解らない。わからない、不安のまま抱えておく、置いとく、決めつけたら楽しみがなくなっちゃう。くらいになりたい、いつか。