アニメ「ヴィンランド・サガ 2シーズン 第10話【呪いの首】」感想
どうもOSOCHANです!
ヴィンランド・サガ シーズン2の
第10話「呪いの首」をさきほど視聴しました!
本エピソードでは気がついたら3年が経過!
ついに開墾を終わらせたトルフィンとエイナル。
ようやく奴隷からの解放が近くなったふたり。
奴隷解放後は、どうしていくか話し合う。
「やってみたいことはある・・」
そっと静かに語り出すトルフィン。
まだはっきりとは固まっていないが、
エイナルに問います。
「お前はどう思う?エイナル。
世の中の中から戦争や奴隷をなくすことは・・」
っと、奴隷から解放されたあとの生き方について
何か成し遂げたいことが見えつつあります・・。
が、今エピソードはこの二人が主役ではなく、
兄の見舞いに向かうクヌートです。
アニメオリジナルのシーンも
ありなかなか見応えのある内容でした!
本作のみどころ
▼勇ましく成長したクヌート
前回からさらに3年が経ち、
勇ましく成長したクヌート。
シーズン1での女男みたな風貌から一変。
まさにヴァイキングの王となったクヌート。
トルフィンと別れたあとから、
スヴェン王の代わり、荒くれたヴァイキング達を束ね、
イギリスを統治しただけあり、
かなりここまで人が変わるもんだなぁっと思いました。
▼クヌートとハラルド
そんなクヌートが見舞いに兄ハラルドがいる
デンマークの地へ降り立ちます。
兄ハラルドは病に伏しており、
クヌートが到着したタイミングでも
すでに虫の息・・・。
じつは病ではなく毒による症状であり、
その毒を盛った犯人こそ
クヌートでありました!
イギリス統治の際も毒をつかって
敵国の王を殺めたクヌート。。。
敬虔なクリスチャンであったクヌート。
王となり、権力を手に入れたクヌート。
めっちゃ人が変わったなぁ。。
今エピソードでは、
アニメオリジナルシーンとして、
幼い頃のクヌートと兄ハラルドが遊ぶシーンがあります。
原作のマンガだとそのシーンはなく、
ハラルドは床に伏せたまま死にゆくだけで
どのような人物かだったかは情報がありませんでした。
このシーンで分かったことは
弟想いのとても優しい兄ハラルドでした。
そこから推測するに・・実は毒を盛られたことも
その犯人がクヌートであったことも知っていたのでは?
っと思いました。
兄弟だとはいえ、王がふたりいては、
どっちにしろ争いごとは必然と起こるものだと
ふたりとも考えており、
先手をとったクヌートは兄に毒を盛ります。
兄はそれを分かったうえで毒に犯されたのでは?
っと思いました。
兄弟との争いは、自ら起こしたくはない、
だから、自らが犠牲となり弟クヌートに王座を全て任せよう
っと思ったのではないでしょうか?
弟想いのとても優しい兄であるハラルド
だからそのような決断をしたのかなぁっと思いました。
▼クヌートとスヴェン
そんな優しい兄までも先手をついて
毒を盛り暗殺してしまうダークサイドに堕ちたクヌート。
生前の狡猾で残忍な父スヴェン王と
皮肉にも同じ道を進み始めようとしています。
熾烈な争いの中で常に覇者としていなくてはいけない
クヌートはスヴェン王のように
自然と成り果てていきます。
そんな彼は肉親ですら心を許しません。
だが、唯一心を許せる存在として
死んだスヴェン王だけでした。
かつては憎しみ死を願った存在のスヴェンと
夜な夜な密かな会話を繰り広げます。
とても皮肉が聞いたシーンであり、
王となることは呪いのようだなぁっと思いました。
シーズン1ではあんなに澄んだ瞳が
漆黒に染まったドス黒い光を帯びない瞳になり、、
マジで闇堕ち感が半端ないクヌート王がそこにいました・・。
以上となります。
次回の「王と剣」では、
オルマルがやらかすところや、
ギョロがついに登場するシーンですかね?
ではまた次回!