映画「ザ・ゲスト」感想
唐突ですが、
設定内容はフツーだけど演出アレンジによって、
全く新しい映像体験ができる映画って
たまにありますよね?
例えば、
ライアン・ゴズリング主演の「ドライヴ」。
ストーリーや設定に目新しさがなくても、
もの凄くこだわった映像美によって
唯一無二の作品となっていますよね。
そんなカルト的な映画を目指し
制作陣のものスゴイ熱量で
作られたんだろうなぁっと感じられる
「ザ・ゲスト」を紹介します。
あらすじ・解説
みどころ・ポイントについて
映像と音楽へのこだわりがスゴイ!
とにかく映像造りへの
こだわりがヒシヒシと伝わってきます!
例えば、
「ホームパーティー(ドラッグパーティー)」
「学校帰りに立ち寄ったバー」
「ハロウィンイベントの会場」など、
日常とはガラリと変わった雰囲気を
コントラストがガッツリ効いた陰影と、
煌びやかで妖艶なライティングなど
視覚的な変化がとても楽しいです!
また、サントラも80年代風ではあるが、
今風にアレンジされたエレクトロサウンド!
個人的にめっちゃハマってしまい
当時サントラを速攻購入しちゃいました笑
なぜあのようなオチに?!
冒頭にも言いましたが、
たぶん監督は、
この作品を新たなカルト映画として
創り上げようっという
気概を感じていましたが…
途中の後半より、、
そのスタイリッシュで斬新な
メッキが少しつづ剥がれていきます。
前半まではワクワクして観ていましたが、
後半から…あれ?っと
演出が雑になった?なんか急すぎる展開に、
無理やりな流れとストーリーは進みます…。
とくに酷かったのは最後のオチが
めっちゃ中途半端で唖然としました。
たぶん憶測ですが、
制作の始めまでは思うように作られていたが、
途中から演出などに全くの部外者、
つまりプロモーター的な立ち位置の人が
制作に口出しをして改変されたのでは?
っと思いました。
それくらいガラリといままでの緊張感がなくなり、
また最後のオチは続編が作れるような
終わりかたにしたのでは?っと考えています笑
とはいえ、
映画全体を通してとても実験的な試みがあり
観て損はない作品なので
お時間ある時にでもぜひご視聴ください!
以上となります。
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では、また次回!