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Webデザイナーとして必要となる資質や能力を改めて考えてみた | Design Tips Vol.2

大阪のとある企業で、Webデザイン事業をイチから立ち上げて、日々奮闘しています。
一人のクリエイターとしてがむしゃらに動いている中で、Webデザイナーに必要となる資質や能力は何か?を改めて考えて、まとめたnoteです。


考えたキッカケ

まずは、自分の強みを棚卸ししてみる、
という側面があります。

目の前のお仕事にがむしゃらに向き
合っていると自分と対話する時間が
取れなかったりするので、
改めて考える時間を作りたかったのが
本音です。

同時に、デザイナーを目指す誰かの
お役に立てると良いなぁ
という
想いもあったりします。

Webデザイナーって、キラキラして
見えるお仕事ですし、SNSでもよく
スクールの広告を見かけたりします。
ただ、実際にWebデザイナーを
お仕事にしている人が近くに
いなかったりする事も多いのが現実
です。

だからこそ、こうしてまとめる事で、
未だ見ぬ誰かの勇気と知識に繋がって
いればとても嬉しいです。

・・・

僕が考える、Webデザイナーに必要と
なる資質や能力は次の4つです。

  1. 傾聴力

  2. 言語化力

  3. リサーチ力

  4. 信用力

・・・

1. 傾聴力

ホームページでも、ランディング
ページでも、採用ページでも、
必ず共通しているのは
その中に「人がいること」です。

クライアント様は、様々な想いを
持って日々お仕事や活動をされて
います。
その中にいる人の想いや気持ちに
可能な限りフォーカスを当てて
いくと、本音の声や葛藤が浮き
出てきます。

その想いにとにかく寄り添い、
共感することで、共通体験が生まれ

同じ方向を向いて良いものを
創っていきましょう!という空気が
生み出せます。

2. 言語化力

かっこよく、可愛いく、スタイリッシュな、
シンプルな、ポップで、カラフルな…など
「なんとなく」をまずは言語化すること
重要です。

あれはどう?これはどう?と、
色んな角度からの質問をどんどん
投げかけて、クライアント様と
同じイメージを頭の中に描く過程ですね。

センスが良いなぁと言われる所以は、
具体化と抽象化に秘密がある
思っています。

デザイナーとクライアント様の間に
ある共通言語は、言葉(具体)とデザイン(抽象)です。
この具体と抽象の間を行ったり来たり
しながらアウトプットに繋げます。

3. リサーチ力

クライアント様が持っている世界観や
イメージを傾聴して引き出して、
言語化ができた後に「提案」という
段階に入ります。
ここで、どれだけ自分の中に
引き出しを多く持っているかが
物を言います。

普段からアンテナを張り巡らせて
どれだけ綺麗なものに触れているか、
どれだけ意識的に情報を取り入れているか、
どれだけインプットした情報を整理しているか、

これが必ず提案時に生きてきます。

「こんなイメージですかね?」
「そうそう!まさにそれっ!」
という会話が生まれ、信頼を勝ち取れます。

4. 信用力

どれだけデザインが出来ても、
傾聴が出来ても、そもそも
クライアント様がいなければ
お仕事は成り立ちません。

ここで営業が必要になるんですけど
目先の利益を追い求めてしまうと
次に繋がらず、単発で終わって
しまうのが世の常です。
自戒も込めた話になりますが、
これは信用を貯められていないからに他なりません。

「おおのくんなら何とかしてくれるだろう」
「どうせ頼むなら、おおのくんに任せてみよう」

こんな風に言って下さる方を一人でも
増やすべく相手のことをひたすら想像して、
先に与える(Giveする)行動を取り続ける。

ひたむきさ、レスポンスの速さ、報告の
マメさ、自分との約束も、相手との約束も
確実に守って、
「当たり前のことを当たり前にやる」
凡事徹底で動くことが信用に繋がっていくと
信じています。

・・・

僕は今日も一人のクリエイターとして、
とにかく夢中になってデザインを続けています!


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