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”美学”から得る”資質”と”才能”

こんにちは、おおしろです。
この記事を目に留めて頂き、ありがとうございます。
普段は会社運営、コーチング、美容師、noteを書いています。

今回は”美”から得る”資質”と”才能”というテーマお話していこうと思います。

私の記事は、これまで私と関わって下さった方々、これから関わって下さる方々、そしてこれかも関わって下さる方々の獲得したい未来に向けてのサポートになれるような記事を書いていきます。

是非最後までご覧下さい。


いきなりですが、
あなたはどんな子どもで、どんなことに興味がありましたか?

私はウルトラマンが大好きでした。

その中でもウルトラマンを支え、地球を守る役割を担う特殊部隊が好きでした。

わかりますかね?

ウルトラマンの話の流れとしてその特殊部隊の隊員の中の誰かがなんらかのきっかけでウルトラマンになって地球のために戦っていくのですが、私はその中でも特殊部隊の隊員が乗る飛行機が大好きでした。

こんな感じの飛行機ですね。

怪物を倒すことは出来ないのですが、
いざという時にサポートで駆けつけてくれて援護射撃をしてくれるんですよね。

そして私はその戦闘機のフォルムの美しさに惚れ込んだのでしょう。小学校1年生の時期はいつも学校から帰ってくると粘土でウルトラマンの飛行機を創っていたのを思い出します。

なぜこんな話をしているかというと、幼少期にのめり込んだり、好きだったことというのは本人の”資質””才能”を表している可能性があるからです。

ここで言う”才能”とは、「天賦の素質」ですね。
後天的に身につけると言うより元々備わっている能力や特性に近いと考えます。
これは何もスポーツが元々上手いとか、勉強が得意などそんなことではありません。

特徴としては『やってしまっている事』に近いです。

・相手の考えを先読みしてしまう
・ついつい人間観察をしてしまう
・悩んでいる人がいたら聞かれてもいないのにアドバイスをしてしまう
・いつも気づけば、友人の輪の中でリーダーになっている
・新しいことを始めると寝食を忘れて没頭してしまう

これらは、本人の意思とは全く別で勝手に無意識にやってしまっていることが多い行動例です。

”資質”は”才能”と似た意味を持ちますが、
”資質”は、『性質』です。  

自分の元々持っている”性質”に気づけなければ、自分の”才能”を活かすことは出来ません。

イメージで言うと、水タイプのポケモンが自分が水タイプだと自覚するかどうか。

ゼニガメ

ポケモンのゼニガメが水を扱える”資質”を活かして水タイプの技を使うから技のスケールも大きくなって、ゼニガメ本来の”才能”を活かす事が出来るのです。
炎タイプの技のスケールをゼニガメがアップすることは出来ません。

その”資質”が無いからです。

自分に合った”才能”や”資質”を把握することで自分を開花することができるのです。

あなたはどうでしょうか?
自分の”資質”や”才能”に気づいていますか?
そしてそれを活かして、キャリアや人生に転送しているでしょうか?

勿論、現代では自分の”資質”や”才能”に気づかなくても生活する事は出来ますし、
食べれなくなる事は今日の日本ではありえません。

ですがこの情報過多の時代に、
何をどう選択して自分の人生を彩っていくことが重要だと思いますか?
どのようにすれば充実した毎日を送ることができるでしょうか?

私はその中の1つの要因に、
自分の”才能”や”資質”を活かせる”美学”を探求する事が重要だと思います。

自分なりの美学というものは”必ず”存在します。

私の場合は自分の過去を幼少期まで遡って棚卸しをした際に、先程お伝えしたウルトラマンの戦闘機にとても興味も持っていたことを思い出しました。

そして何故そこに興味があったのかと更に深掘った結果、
自分が美しいと思ったものを自分で再現したくなるということ、そしてサポーターとしての立ち位置に”美学”を持っていることに気づきました。

これが私の”資質”です。

そこに気づいた瞬間にこれまでのことが線で繋がりました。

ウルトラマンの戦闘機のフォルムに惚れ込み、毎日のように粘土で戦闘機を作って再現していました。そしてウルトラマンを陰ながら支えている特殊部隊のサポーターとしての姿に活躍に惹かれていたのです。

小学校3年生からずっと続けていた野球でも、万年副キャプテン。
監督とキャプテンの意見の間を取り、チームのサポートに徹し、皆んなを引っ張っていくのが得意。ただ自分が1番先頭に立って「俺についてこい!」と強気にアピール出来る訳では無いし、やりたいとも思わない。
でも周りのメンバーに「俺が力になるから大丈夫!」とは自信を持って言える。
たかが練習着のユニフォームなのにどうやったらカッコよく着こなせるかを常に考え後輩に真似をさせる。
やっぱりフォルムにはこだわりがありました。
今思えば後輩は迷惑だったでしょうね。笑

但し、そこに自分なりの”美学”が存在したことは間違い無いでしょう。

時を経て、気づいたら1番最初のキャリアとしてのスタートは美容師でした。

ヘアスタイルというフォルムも追求できるし、ヘアスタイルを通してお客様の人生をサポートする事が出来る仕事です。

そして私はこれらの過去の経験や資質から、
”チームを牽引し自分の信念に従ってサポートする才能”を発見しました。
勝手にサポートしちゃってるんですよね。

現在はその”才能”を活用し、組織マネジメントやチームメイクの分野では最も得意で成果の出る自分の強みとなりました。

私が美容師になったのはなんとなく親友が美容師になると言っていたのでそれについて行っただけなのですが、もしかしたら潜在的に自分の”資質”や”才能”を理解していたかもしれません。

ちなみに今も15年以上美容師として活動は行っており、合間を縫って都内と沖縄で仕事として楽しく続けております。

今回は割愛させて頂きますが、その他にも過去を棚卸しすると自分自身の”資質”や”才能”と繋がる話は沢山ありました。

結論何が言いたいかというと、

自分が「これが美しい!」とか、「これがイケてる!」など自分が思う”美意識”を追求して自分なりの”美学”を探求していくと、自分の”資質”が理解できるようになり、そこから”才能”を発見出来るということです。
そしてそれを活かした”仕事”を追求する。

私の場合はそれがたまたま”美容師”としての仕事でした。

何に”美”を感じるのか、そしてその自分が『やってしまっていること』を探求してくと本当に自分がワクワクして苦なく楽しくてしょうがない仕事に出会えたり、自分の大事にしている価値観に触れる事が出来ます。

私のコーチングのクライアントさんにもこんな方がいらっしゃいました。

20代後半男性、エンジニアのKさん。

初めてお会いした時はとても思慮深く、秀才で、物事を冷静に考えるタイプという印象でした。
彼はエンジニアとして黙々と1人で仕事をしているのが好きで今の仕事は向いていると思っているけど実はあまりやりがいを感じていないという悩みを持っていました。

そこで少しKさんの過去を棚卸しさせて頂きました。

そうするとKさんは、
中学時代の陸上のリレーでチームが成果を出した時が自分が最も輝いていた瞬間だったとお話ししてくれました。

これはKさんにとっては大きな発見でした。

Kさんは元々1人で作業するのが得意な分、エンジニアとして黙々と1人で作業をするのが好きだと思っていたのですが、本当はもっと熱い仲間と熱く語り合いながらみんなで成長できるチームで仕事をしていきたい、そして人それぞれの特性を活かしたチームで成果を出す組織を創っている自分に”美”を感じるとお話ししてくださり、自分の”資質”に気づく事が出来ました。

そしてその”資質”やもう少しだけ過去を深掘って棚卸しをした結果、
”人やモノの特性を効率良く活かす事が出来る才能”を見出しました。

そしてその”才能”を活かすには自分同じパッションを持った熱い仲間が必要ということも同時にわかりました。

それを見出したコーチングセッションの3ヶ月後、
Kさんは今の仕事を退職し、
仲間を求めて海外へ留学へ行きました。

実はKさん、大学生の頃タイに旅行をしそこで出会った人達の考え方や人柄に大きな影響を受け、いつかはまた行こうと思っていたらしいです。
大学生の頃のKさんも、自分と同じ志や熱い思いを持った仲間を無意識に探していたのかもしれませんね。

そんなKさんは2025年の2月に帰ってくる予定です。
そして帰ってきたら仲間と起業するとのこと。
Kさんは自分の才能を活かした仕事で、更に自分自身を開花させる事でしょう。

自分自身が何に”美”を感じるのか、人によってはこれを”欲求”とも捉えるかもしれません。

ですが私はこれを”欲求”とは捉えません。

欲求とは現代では時に抑制しなといけない時もあります。

ですが自分の”美学””美”の観点ということであればそうはなりません。
”美”なのであれば全く抑制する必要もないし、人に誇っても全く問題ありません。
自分の在り方や価値観の問題です。

人にどう思われようと、自分なりの”美学”を追求し、本来持っている”資質”を理解する事が出来たのならばあなたの”才能”は開花し自分を解放する事が出来ます。

そしてその解放された自分こそが「本来の自分」なのです。

それがあなたの本来持っている魅力や能力を最大限活かせる人生になるでしょう。

ちなみに私は自分の”美学”を追求し”資質”や”才能”を活用した結果、現在は美容師だけの職種に留まらず複数の事業を行っております。

そして更にアップデートされた“美学”を見出したり、追求していく。
これを繰り返していくと自分自身も大きな成長が得られると確信しています。

是非自分自身を深掘り、自分なりの”美学”を追求し、”資質”と”才能”を活用して下さい。

そして、更に自分らしい充実した人生を彩っていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

また次の記事でお逢いしましょう。




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