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『信頼』とは?

こんにちは、おおしろです。
この記事を目に留めて頂き、ありがとうございます。
普段は会社運営、コーチング、美容師、noteを書いています。

今回は”信頼”というテーマお話していこうと思います。

私の記事は、これまで私と関わって下さった方々、これから関わって下さる方々、そしてこれかも関わって下さる方々の獲得したい未来に向けてのサポートになれるような記事を書いていきます。
是非最後までご覧下さい。


以前、部下のメンバーと何気ない会話をしている際に印象に残る会話がありました。
その時は会社の男性メンバーに仕事をお願いしようと声をかけたのですが、

おおしろ:「この資料、1週間ぐらいで仕上げられる?」
メンバー:「全然いけます!やります!」
おおしろ:「さすが!頼りになります!」
メンバー:「いえいえこちらこそいつも信頼して仕事任せてくれてありがとうございます!」

自然にこんな素晴らしい返答してくれるメンバーに恵まれて本当に頭が下がります。

そして、メンバーから発せられた一言
「信頼して仕事任せてくれてありがとうございます!」
という言葉がとても気持ちよく感じ、この言葉を言われてすぐ私は『信頼』という言葉の意味を調べました。

この記事を見てくれているあなたも勿論聞いたことある言葉だと思いますし、
なんとなく言葉の意味もイメージできるのではないでしょうか。

そもそも、
『信頼』とは?

まず『信頼』を辞書で引くと以下のようになりました。

・信じて頼ること。
・他人や物事に対して、信用性、安定性を強く感じること。他者に対して自分の情報や財産を安心して委ねることができる”感覚”を表している。

確かに”感覚”と言われるとしっくりきますね。

ですが私がとても大好きな本、
「一兆ドルコーチ」にはこんなことが書いてありました。

「信頼」の学術定義は、相手の行動へのポジティブな期待に基づいて、進んで自分の脆さを受け入れようとする心理状態。

ある学者さんの学術的定義のようです。

私はこの一行を見た時にハッとしました。

進んで自分の弱さを見せて、更にその自分の弱さ受け入れ、相手に期待する。

この意味から得た私なりの『信頼』という言葉の解釈は、

『希望』と『誠意』

メンバーに伝える最高の言葉だと感じました。

信頼があるから、「任せる」
信頼があるから、「異を唱える」
信頼があるから、「手を差し出す」
信頼があるから、「共に励む」

『信頼』とはされるものでも、するものではなく、
人間関係の中に”存在するもの”なんだと私は自分の中で解釈しました。

言葉の意味をそう解釈した私は今までメンバー達に対して、
「頼りにしてるから」や「期待してるから」と言って言葉をかけてメンバーに業務を転送していました。

私がこれらの言葉を発する意図として、
顕在化されている部分では「期待」や「信用」があるのは勿論です。
ですが反対に、「自分の期待通りにやってくれ」という”潜在的な欲望”が存在するのです。
その結果メンバーはプレッシャーに感じてしまったり、ハードワークを強いられ離脱していく、そんなことも起こりかねません。
そして何より、

メンバーに対して『誠意』が無い。

極論、会社のmission、vision、valueや、顧客満足度などを1人で満たすことが出来ないからメンバーに共感してもらい、手伝ってもらっているはずなのにその自分の脆さを受け入れメンバーに業務を託すことが出来ていない。

私自信そう感じてしまいました。

それでは『信頼』がメンバーとの間に存在しません。

なので私は『信頼』という言葉を自分なりに解釈し、
現在はメンバーに業務を託す際に、
「信頼があったから任せることができた」
「信頼があるから任せたい」
と「信頼」という存在をメンバーとの間に創り出し、コミュニケーションをとるように心がけています。

そしてその結果、
「この業務はあのメンバーに信頼があるから任せられる!」
とメンバー個人の特性や素質を活かした業務内容の配置もできるようになりました。


今回の話では、1人の素晴らしいメンバーの言葉をきっかけに、『信頼』という言葉の厚みが増し、私自身もメンバーのポテンシャルを引き出す能力がインスパイアされました。

いつも何気なく使っている言葉でも、少し解釈の仕方を変えるだけで大きな変革をもたらす可能性があります。

そして常にメンバーに「希望」と「誠意」を、
『信頼」という言葉で存在させる。

メンバーに対する最大限の敬意は、
組織という「人の集合体」にとって最も重要な要素なのではないでしょうか。

今回の記事も最後までご覧いただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。


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