見出し画像

ディレクターズ版映画の意味を考える〜ゲゲゲの謎(真正版)を観た〜

大層なタイトルですが、中身はそんなにないです。

平日の夜にみるとグッタリしてしまう映画ですが、去年(?)映画館でみたゲ謎の真正版をまた映画館で観れるということで、また行きました。映画館に。

前回の感想は下記

改めて観ると本当に嫌になるんですが……人間が最悪すぎて……
なぜゲゲ郎は人間のつくる未来を信じてくれたんだろうか……
ゲゲ郎が救う価値のある世界なのだろうか……
めちゃくちゃ鬱映画

真正版、このカットみたことないな……多分ここが新規カットだな……ここ追加シーンだな……というところがいくつか分かったので自分の記憶力すごいかもになってる グロい描写はそこまで追加されてないし新録もそこまでない印象。
元々のと比べると
①水木とゲゲ郎の関係性を補強するもの
②あの村の醜悪性を補強するもの
③ストーリーを読みやすくするもの
の追加かと思いました
大きなカット変更とかストーリーの順序入れ替えも多分ないはず……

水木とゲゲ郎、「あれから70年」「今宵はあの男も」→水木はおそらく亡くなっていて、でもきっと今日ここにきている、という目玉おやじの希望もあるのかなとか(水木は記憶を失っているはずだけどそれでも)、映画の色彩変えてグロさマシマシかなとか、これってこういう事だったのね〜とか……
いろいろ勝手に私が思うことには許されるでしょう!たぶん!

しかしタイトルにあるディレクターズ版を作る意味ですが、一度落ち着いた映画を再度思い出してもらう、なんて意味もありそうですね、と勝手に思っています。
あとはこんなに跳ねると思わなかったから思ったより利益出て、それならもっとこういう場面を入れたいとか(制作時間の関係とかで諦めたカットとかありそうだし)なんか制作陣が楽しく出来たのかなと思ったりもして
結局我々消費者は制作陣ががんばって作ってくれたものを受け取って楽しむことしかできないので、作る側が幸せで楽しくやってくれたらそれが一番だなぁと思うのです。
だから、いろんな人がいろんな思惑で作ってるかもしれませんが、制作陣は楽しんで作ってくれてたらいいな、私も楽しいよこれみるの……!です。

エンタメにかかわる皆様本当にいつもありがとうございます!どうかご無理なさらず、楽しく作ってくださいね
電車の走る音が狂骨の声にきこえてしょうがない私より

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集