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脱・チンパンジー投資家


【まえおき】

チンパンジー投資家とは!

ズバリ、投資に対する知能が低い方を指している言葉だと思います。

今回は脱チンパンジーを目指す為の記事になります。

チンパンジー投資家という名前は長いので以下、『投資家C』と略します。

①【投資家Cの特徴】

まず、投資家Cを脱却する為に特徴を知る必要があります。

C(チンパンジー)の方に共通して言える事は、投資で残念な成績を残しているという点です。

主にCの特徴を挙げていきます。

・常にフルレバ

・急上昇や話題の銘柄を触りたがる

・損切りより入金して凌ごうとする

・やっている事を180度、路線変更する

・ルールが曖昧で尚且つ守れない


他にもあると思いますが挙げていくとキリがないのでこの5点に絞りました。

これらを辞めていくと必然的に損失は少なくできると感じています。
それでは5点の項目を深掘りしながら考えていきます。

②【フルレバが何故ダメなのか】

・常にフルレバ

フルレバだと何故ダメなのかを考えていきます。
レバリッジをかけることによって持ち金の約3倍の資金で運用できます。

なので増減のスピードもフルレバの場合3倍になります。

上昇した場合は一気に資産も増えますが下落した場合はかなりリスクを背負うことになります。

現物と異なる点は信用保証金率というところです。

現物はいくら下落しても保有し続けれます。
しかし信用取引の場合は信用保証金率というものがあり、30%を下回ると追証が発生して入金または損切りを迫られることになります。

当然、フルレバであれば信用保証金率は下がるので少しの下落でも追証がきてしまい結局、耐えれずに狼狽売りしてしまう訳です。

リスクを最大限減らすのであれば信用より現物でのトレードをお勧めします。

また、信用取引をする場合は常に余力を残しながら売買しましょう。
スイングで仕込む場合はあらかじめ、買い増しや損切りのプランを立てておく事といいです。

感情的に買い増し(ナンピン)すると気がついたらフルレバで身動きが取れなくなり、長い間塩漬けにして我慢できなくて狼狽売りという未来になる可能性が非常に高いです。

何事も使い方が大切です。

③【話題の銘柄を触る】

・急上昇や話題の銘柄を触りたがる

X(旧Twitter)でザラ場中に流れる銘柄のポスト(ツイート)。

見てると飛びついて買いたくなる気持ちは分かります。
めちゃくちゃいい事を書いていたり、ポジティブな内容であれば尚更です。

でもそのポストが完全に天井でしたというオチあると思います。

その貴方が勝ったタイミングでポストした人は利確しているという思考を持ってください。

ポストの内容を見て、いくら魅力的に見えても一旦、自身の頭で整理して調べてから売買することをお勧めします。

チンパンジー&養分にならないように注意してください。

仮に触るにしても瞬発力が求められる事が多いです。兼業の方で常に画面が見れないのであれば避けた方が無難です。

特に板の薄い銘柄であれば逃げれなくなるのでより注意が必要です。

必ず自分で調べて納得してから買いましょう。
なんの会社か分からないで買って放置するのはCの最大の特徴です。

④【損切<入金】

・損切りより入金して凌ごうとする

損切りできない人は必ずと言っていいほど生き残れません。退場予備軍になります。

追証がきて入金する事はあってはなりません。

積めば積むほど、損失が膨らみます。
1年後、2年後株価は戻るかもしれませんが、信用取引(無期限を除く)なのでそれまでに強制決済をくらいます。

ダメな時は、損切りしましょう。
入金してその銘柄にかけるより、一旦損切りしてから入金して他の有望な銘柄にその分を投資した方が良いと個人的には思います。

ダメな時に引っ張らないように買う時には損切りラインをしっかり明確に持つ事が大切です。

⑤【180度、路線変更する】

・やっている事を180度、路線変更する

これも投資家Cの特徴です。

例えば、決算で頑張るとい意気込んでいたのに完全にやめるなどが挙げられます。

一度、自分の決めた事を貫き通せない理由はただ一つです。

『始める時に本気になっていないから』

なんとなくで始めると長続きしません。
成功させるのであれば最初からプランや目標を明確にする必要があります。

それもせずに始めてしまうと上手くいかず、ブレブレで時間、労力、資金の損失に繋がります。

投資に限らず、何かを本気で始める時は

『目標』と『達成に向けた計画』を練る!

達成に向けた計画も曖昧ではなく、具体的にする必要があります。

なんとなく始めて成功するのはほんの一部の天才だけなので決して真似しないでください。

違うと思ってやめるのは時には損切りと同じでいいと思います。向き不向きもあります。

ただ、完全に諦めるよりは少し改善を考えてみるなど試行錯誤すると良いと思います。

何事も諦めずに継続していきましょう!!

⑥【不要なルール】

・ルールが曖昧で尚且つ守れない

投資をする時に皆さんはルールを決めていますか?

意外に投資家Cもしっかりルールを設定している人が多いようです。

しかし、ルールが足枷になってる。

つまり、投資家Cは東証という動物園の檻に入れられたチンパンジーのような状態になっています。

そもそもルールは勝つ為に設定するものです。
感情に流されないように機械的になる必要が様々な場面であると思います。

そういった感情のコントロールであったり、リスク回避のためのルールを作りましょう。

例えば、
含み益・含み損が◯%で決済する。
このルールを作る事で損切りができない人も利確の位置に悩む人も解消できると思います。

例:ダメなルール

『上手くなるまで信用取引しない』

まず、曖昧過ぎて意味が分かりません。


『必ず銘柄分析を公表します』

足枷でしかないです。

目標を達成するための明確なルールを作りましょう。

以上、チンパンジー投資家の特徴でした。

脱チンパンジーを目指すにはチンパンジーを知る事から始まります。

たくさん特徴に当てはまってしまった人は
是非、チンパンジー卒業を目指してみてください。

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