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「過去の恋愛を整理する」って何するの?具体的なやりかた5つ

こんにちは、コラムニストで恋愛コーチのおおしまりえです。

幸せな恋愛をしようと思うと、やった方がいいことの1つに「過去の恋愛の整理」がよくあげられます。確かに、過去の恋愛を引きずっていては前にも進めないなと、多くの人が理解していると思います。

でも実際自分で過去の恋愛を整理しようと思ったら、一体何をしたらいいのか答えられるでしょうか。振り返った結果、どうなったら正解なの? と思ったりしませんか。
 
先に正解を書いてしまうと、過去の恋愛を整理するときにやってほしいことは、「過去の感情を消化すること」です。

でもこの感情を消化するってよく言いますが、正しいやり方を習ってきていないので、みんな自己流であったり、思考で感情を押しつぶして終わりにしていたりと、結構間違っていることも多いんです。
 
今回は、過去の感情を整理しようと思った際に、具体的に何をすればいいのかを書いていきます。

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なぜ、過去の感情は消化した方がいいのか

「感情を消化する」って、私達は当たり前の言葉として使っていますが、そもそもなんで感情を消化した方がいいのか説明できるでしょうか。

 感情をしっかりと消化した方がいい理由は、

人間とは、感情に引っ張られて行動する動物だからです。

例えば、怒っているときって、後で後悔するのは分かっていても、他人に攻撃的になってしまうことってありませんか。
凄く悲しいとき、ちゃんとしなきゃと思っても、誰かに依存的になってしまうことはないでしょうか。
 
私達は「攻撃的な行動」や「依存的」といった問題のある行動面に意識が向きがちですが、
根っこには解消したい感情(ここでは、怒りや悲しみ)があるから、人はその行動を起こすと言われています。
 
ネガティブな感情がそこにあると、本来取りたい行動を妨げたり、取りたくない行動を取らせたりする力が働いてしまうのです。
 

「感情は、時間とともに消化する」の嘘

「過去の辛い経験は、時間が癒やしてくれる」
よくこう表現されますが、これもまた一部正解であり、嘘でもあります。

心理学の世界では、「感情には時間軸が存在しない」と言われています。

例えば皆さんの周りに、過去の失敗を何年たってもトラウマとして抱えている人はいませんか。
私が過去に話をうかがった方の中には、5年前に振られた彼に、今もなんとかして見返したいと話してくれた人もいました。
 
客観的に考えたら「5年も引きずるなんて、どうなのよ」と思うでしょう。

でも感情には「もう5年経った」という時間の感覚がないので、5年でも10年でも、本人がその感情を消化できなければ、いつまでもそこにあり続けます。
 
また感情を語る際、よく「時間が解決してくれる」と表現することがありますよね。

実際、感情は時間とともに消化されたり薄れたりもします。でも純粋な消化が進んでいる場合と、新しい記憶や別の対象への意識によって、感情が蓋をされている状態だけのことがあります
 
例えば、最愛の人との別れの後は、しばらく何も手につかず悲しみに暮れることがあります。これは、時間をかけて自分の中の悲しみを感じているので、自然と感情の消化につながっています。
 
一方、悲しみを感じる暇なく忙しくすることで、前を向こうとする人もいますよね。
この場合、悲しみの感情は薄れていきますが、悲しみの上に新しい感情の蓋をしているだけなので、最愛の人との別れの感情は消化されていません。
 
後者の場合、ふとしたときに過去の感情が湧き上がって落ち込んだり、抑え込むから悲しみの感情が暴れまわり、体調を壊したりすることもあります。
 
 
ここまで、感情の性質について紹介しました。
感情って、当たり前に使っていますが、良くも悪くも自分を動かす原動力なりうるという点は、しっかりと覚えておきたいことです。

過去の感情はどうやって消化するのか

ネガティブ感情ってやっかいなんだな! ただ放っておけば忘れられるもんでもないんだな! ということが分かったところで、じゃあどうやって癒やすんだよって話です。
 
色んなアプローチ方法があるので、今回は一人でも取り掛かりやすい方法を5つ書き記しておきます。これらアプローチの共通する状態として「感情のありのままを感じる」というトコロに行き着ければOKです。

瞑想

瞑想は今ありのままを感じ、その状態に気づき、自分に意識を戻すといったことを行います。瞑想をしようと思うと、思考がわーっとめぐりながらも、ある程度体の感覚に意識が向くので、感情も感じやすくなります。
ただ、瞑想は思考がわーっと常に巡るタイプの人は、自分の内側に意識を向ける前段階として、思考を止める作業が発生するため、やや向かない方法でもあります。
 

書く

今ある感情をそのままノートに書きなぐり、感情がスッキリ落ち着くまで好きなように書きます。感情が高ぶる方は、最後に紙をビリビリに破いてもOKです。
書くというアプローチは、瞑想と同じく思考が働きすぎる人にはちょっと向きません。書くというワンクッションを入れる際、「なぜ?」「どうして?」といった探求する思考が働いてしまうからです。
書く際は「バカ!死ね!あほー!」など、小学生かと思うくらいの語彙で、心の声をそのまま外に出すイメージでやってみてください。

体の違和感からたどる

モヤモヤやこわばりなど、体の違和感を見つけていき、そこから感情に意識を向ける方法です。やや慣れが必要ですが、「胃のムカムカ」→「あ、私すごい怖いって思ってる」といった感じです。
体の違和感は感情よりもキャッチしやすいので、感情を見つける取っ掛かりとして有効です。
 

サウナやマッサージに行く

サウナやマッサージは、体に刺激を入れることで強制的に思考を停止させる効果があります。
最中に感情を感じるのは難しいかもしれませんが、終わった後のぽーっとした状態は、まさに思考停止のリラックス状態。このときに感情に意識を向けると、思考に邪魔されずに感じられるかもしれません。

他人に話す

他人に話す良さは、話しながら今まで気づかなかった考えや感情が、自然と出てくる点です。話すという行為は思考を使いますが、相手からの質問に応えようとすることで、直感的な本音が分かったり、自分でも気付かない視点が出てきたりするんですね。
また、相手の考えを聞いた結果、自分の気づきが促されることもあります。
 
他人に話すことはとても有効ですが、気をつけたいのは、話す相手です。
否定的だったり、断定的だったり、ただ同調するだけだったりすると、気付きも感情の消化も促されない点は注意しましょう。
 

感情の消化には他人に話すことが1番楽ちんで有効ですが、その相手選びは難しいこともあります。
そんな方には、恋愛コーチングもおすすめです。

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