四五人に月落ちかかるおどりかな_2024.10.27
10時頃に起床。最近は寝不足の日が続いていたが久々にゆっくりと寝ることができて嬉しい。立て込んでいたものがひと段落して少し余裕ができてきた。天気予報では午後から曇りだったので久々に写真を撮ろうと思い太陽が隠れないうちに近所を1時間ほど徘徊しながら写真を撮った。まだ日差しがじんわりと暑く、1時間も歩いていると汗が滲んでくる。近所では町内会の催しのようなものが広い空き地を使って行われていて、町内の老若男女が集ってカレーか何かを振る舞って食べていた。
この句の好きなところは最初の「四五人に」の部分で、それは四人でもなく五人でもない。どちらか定まらない認識のなかで月に照らされながら踊る人を見ている。記憶や認識が曖昧なのではなくて、見た瞬間に四五人と認識し、四五人として覚えている。その感覚がよくわかる。今日空き地にいた人々を私は四五人として覚えるかのように覚えているし、思い出している。
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