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また見ることもない山が遠ざかる_2024.11.01

また見ることもない山が遠ざかる

種田山頭火「草木塔」

6時頃に起床。昨日の疲れが残ったまま仕事へ行く。
山が遠ざかるのだから移動しているし、見ることもないのだから山は視界に入っていないのだろう。実際のところは分からないが道を歩きながら疲弊した身体で、周りの風景に目をやることもなく、意識の片隅で過ぎ去っていく山々が見ることなく過ぎ去っていく瞬間が想像できる。自分の身体の疲弊と重ねてしまっているのかもしれない。

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