
初中級クラスの会話授業 おすすめのテキストは?
【 ご質問 】
以下、伺いたいことがあります。
会話授業のテキストについて
私事ですが、4月から初中級クラス(2015年10月に入学、15人)のクラス担任を任されることになりました。
現在、4月の授業スケジュールを作っているところですが、数名の学生より「今の授業は、文法ばかりで会話ができません。もっと授業で話す練習がしたい」との要望を聞きました。
そこで、授業計画に会話の授業(週1回、1コマ50分)を盛り込みたいのですが、学校には初中級者向けの会話に特化したテキストがありませんでした。
そこで初中級者向けの会話テキスト(ロールプレイなど、会話力を向上させるための教材)で篠崎先生おすすめのテキストがありましたら、お知らせ頂けないでしょうか。
会話に特化した授業をしたことはありません。
ただ、スポット業務として中国人技能実習生に1ヶ月間、毎日2コマ授業を担任したことがあります。
(これは読み書きより話す、聞くを重視した授業内容でした)
クラス:初級クラス
学生の国籍:中国 山東省
使用教材:あたらしいじっせん日本語(AJALT出版)
教材の使用感:
難しい文法説明などは一切なく、ひたすらテキストに書かれたシンプルな単文や会話を声に出して読み合う感じでしたので、意味を理解させやすかったです。
また教える経験の浅い自分には使いやすいテキストでした。
ただ、実際の会話であまり使わなそうな表現も一部あったのが、気になりました。
例:「あのボルト、とれ。」
「このボタン、おせ。」
正直なところ、何をやったらいいか分からないという気持ちです。
ただ、学生に自分の言葉で発言させる機会を与えることは、学生自身に考えさせる能動的なアウトプット活動だと思うので、なるべくたくさん授業に取り入れたいと思っています。
【 ご返事 】
技能実習生の場合、研修期間も比較的短期ですし、
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