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子どもへの気持ちの伝え方

5歳の娘がソファの下に足をいれた姿勢で寝転がってテレビを見ていた。ソファが乱れるのが嫌で注意してもそのままテレビを見続ける娘に、イラッとして「やめて!」と感情的に怒った。娘は泣き、わたしも気持ちの整理ができず寝室に行った。

娘のことは大好き。無条件に愛する存在なのに自分の感情コントロールができず怒ったことに自己嫌悪。寝室で冷静になり、仲直りはしたいがこのまま何もなかったように接するわけにもいかず、自分の気持ちを伝えることにした。

まず怒ってしまったことを謝る。娘も気まずいらしく、何もなかったかのようにわたしに接してくる。「お父さんは悲しかった」と伝えると娘は「ごめんね」とのこと。

大好きなかけがえのない存在でも常に無条件に受け入れると言うのは簡単ではない。分かっていても感情をコントロールするのは難しい。ヒトは感情の生き物。一時的に感情的になったとしても、冷静になりどう振る舞うか考えを持っておくことが重要。理由はなんであれ、自分が感情的になってしまったらまずそのことを謝る。その上で自分の気持ちを伝える。

気持ちを伝えるときは主語は「わたし」になる。「わたしはそれをしてほしくなかった」「わたしは悲しかった」が良い。「それをしないで!」という主語が「あなた」になる言い方は良い方に行かない。

これからも間違いはあるだろう。それでも子供達のことを無条件で愛していると言うことを言葉と態度で伝えていく。

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